バランススコアカード(BSC)とは?
バランススコアカード(BSC)とは、「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」の4つの視点から業績を測り、財務指標に偏らないバランスの取れた戦略実行管理を行う手法。各視点にCSFとKPIを設定し、戦略を現場の行動指標にまで落とし込む。
ITストラテジスト試験の過去問では2回出題されています(2024年度〜2025年度)。
ばらんすすこあかーど
バランススコアカード(BSC)の意味
「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」の4つの視点から業績を測り、財務指標に偏らないバランスの取れた戦略実行管理を行う手法。各視点にCSFとKPIを設定し、戦略を現場の行動指標にまで落とし込む。
バランススコアカード(BSC)の具体例
「学習と成長」でデータ分析人材の育成人数を、「業務プロセス」で分析リードタイムを、「顧客」で継続率を、「財務」で顧客当たり売上を測り、上流の指標が下流の成果を先行して動かしているかを検証する。
バランススコアカード(BSC)は試験でどう引っ掛けられる?
人材育成・スキル・組織風土・情報システム基盤に関する指標は「学習と成長の視点」に入る。これは他の3視点の先行指標として位置付けられる。
バランススコアカード(BSC)と関連する用語
バランススコアカード(BSC)が出た過去問
バランススコアカードにおける業績評価指標のうち,“学習と成長の視点”に分類されるものはどれか。
正解:従業員の特許取得件数
要点:学習と成長の視点は人材や組織の能力を測る指標
バランススコアカードは財務、顧客、内部業務プロセス、学習と成長の4視点で業績を評価する。学習と成長の視点は、人材のスキル、情報システム基盤、組織風土といった将来の成長を支える無形資産に関する指標を扱う。従業員の特許取得件数は人材の能力開発の成果を示すため、この視点に該当する。
出典:令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問12(IPA)次の記述は、バランススコアカードによる戦略マップの四つの視点において、ある視点とそれ以外の視点との関係性について、R.S.キャプランとD.P.ノートンが説明した…
正解:学習と成長の視点
要点:学習と成長の視点は他の三視点の先行指標となる
人材、情報技術、組織風土といった無形資産を扱うのは学習と成長の視点である。戦略マップでは、この視点の改善が内部プロセスを改善し、それが顧客価値の向上、最終的に財務成果につながるという因果連鎖で描かれるため、他の三つの視点に対する先行指標と位置づけられる。
出典:令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。