回収期間法(PBP)とは?
回収期間法(PBP)とは、投資額を、その投資が生むキャッシュフローで回収し終えるまでの期間を求め、短いほど有利と評価する手法。計算が簡単でリスクの目安になる一方、貨幣の時間価値を考慮せず、回収後に生じる利益も無視する欠点がある。
ITストラテジスト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
かいしゅうきかんほう
回収期間法(PBP)の意味
投資額を、その投資が生むキャッシュフローで回収し終えるまでの期間を求め、短いほど有利と評価する手法。計算が簡単でリスクの目安になる一方、貨幣の時間価値を考慮せず、回収後に生じる利益も無視する欠点がある。
回収期間法(PBP)の具体例
初期投資1,200万円で毎年400万円の効果があれば回収期間は3年。基準を「4年以内」と定めていれば採択となる。
回収期間法(PBP)は試験でどう引っ掛けられる?
回収後のキャッシュフローを評価に含めないため、長期に大きな利益を生む案件を過小評価しやすい。
回収期間法(PBP)と関連する用語
回収期間法(PBP)が出た過去問
IT投資案件において,投資効果をPBP(Pay Back Period)で評価する。投資額が500のとき,期待できるキャッシュインの四つのシナリオa~dのうち,…
正解:d
要点:PBPは投資額を回収するまでの期間が短いほど有利と評価する
PBP(回収期間法)は、累計のキャッシュインが投資額に達するまでの期間で評価し、期間が短いほど良いと判断する。投資額500に対し、シナリオdは1年目300・2年目200で累計がちょうど2年で500に達し、最も早く回収できる。bは3年目、aとcは4年目までかかる。
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問4(IPA)IT投資効果の評価に用いられる手法のうち,ROIによるものはどれか。
正解:投資額を分母に,投資による収益を分子とした比率を算出し,その大小で評価する。
要点:ROIは収益を投資額で割った比率で投資効率を測る
ROI(投資利益率)は、投資によって得られる収益を投資額で割った比率であり、値が大きいほど投資効率が良いと判断する。金銭の時間価値を考慮しない簡便な指標である点が特徴で、時間価値を織り込むNPVやIRR、回収の速さを見るPBPとは評価の観点が異なる。
出典:平成29年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。