パイプラインの性能を向上させるための技法の一つで、分岐条件の結果が決定する前に、分岐先を予測して命令を実行するものはどれか。
投機実行は分岐確定前に予測先の命令を先行実行する
選択肢
- アアウトオブオーダー実行
- イ遅延分岐
- ウ投機実行
- エレジスタリネーミング
正解と解説
正解:ウ 投機実行
投機実行は、分岐命令の条件が確定する前に分岐先を予測し、その先の命令を先行して実行する技法である。予測が当たればパイプラインの空きを作らずに済み、外れた場合は実行結果を破棄してやり直す。分岐によるパイプラインハザードの影響を減らすための代表的な手法である。
選択肢ごとの解説
- アアウトオブオーダー実行は、依存関係のない命令の実行順序を入れ替える技法。
- イ遅延分岐は分岐命令の直後の命令を必ず実行させて空きスロットを埋める手法。
- ウ正しい。分岐先を予測して先に実行する。
- エレジスタリネーミングは名前の重複による偽の依存関係を解消する技法。
同じ分野の他の問題
- プロセッサの高速化技法の一つとして、同時に実行可能な複数の動作を、コンパイルの段階でまとめて一つの複合命令とし、高速化を…2018年度 春期 午前 問9
- 同じ命令セットをもつコンピュータAとBとがある。それぞれのCPUクロック周期,及びあるプログラムを実行したときのCPI(…2025年度 春期 午前 問8
- RISCプロセッサの5段パイプラインの命令実行制御の順序はどれか。ここで、このパイプラインのステージは次の五つとする。 …2024年度 秋期 午前 問8
- 同一メモリ空間で、転送元の開始アドレス、転送先の開始アドレス、方向フラグ及び転送語数をパラメータとして指定することによっ…2024年度 春期 午前 問8
- スマートフォンなどで高い処理性能と低消費電力の両立のために、異なる目的に適した複数の種類のコアを搭載したプロセッサはどれ…2023年度 秋期 午前 問8
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。