図のように3個の装置を並列と直列に組み合わせて構成したシステムがある。装置単体の稼働率と,システムの稼働率の関係を示したグラフはどれか。ここで,3個の装置の稼働率は,全て等しいものとする。
直列要素を含む構成の稼働率は、単体の稼働率を超えられない

選択肢
- ア横軸「装置単体の稼働率」・縦軸「システムの稼働率」のグラフで、原点(0,0)から(1,1)へ上に凸に急増し、対角線(点線)より常に上側にある曲線。
- イ原点(0,0)から(1,1)への対角線そのもの(直線)。
- ウ原点(0,0)から(1,1)へ伸びるS字型の曲線で、(0.5,0.5)で対角線(点線)と交差し、0.5より左では対角線の下側、右では上側にある。
- エ原点(0,0)から(1,1)へ伸びるS字型の曲線で、対角線(点線)より常に下側を通る(装置単体の稼働率0.5でシステムの稼働率は0.3程度、0.65付近で0.5に達し、0.8以降は対角線にほぼ重なる)。
正解と解説
正解:エ 原点(0,0)から(1,1)へ伸びるS字型の曲線で、対角線(点線)より常に下側を通る(装置単体の稼働率0.5でシステムの稼働率は0.3程度、0.65付近で0.5に達し、0.8以降は対角線にほぼ重なる)。
2台並列の部分の稼働率は1-(1-a)^2、これに1台を直列につなぐので全体はa×(2a-a^2)=2a^2-a^3となる。この値から装置単体の稼働率aを引くと-a(1-a)^2となり、0≦a≦1では常に0以下である。つまりシステムの稼働率は単体の稼働率を上回ることがなく、対角線の下側(両端でのみ一致)を通る曲線になる。
選択肢ごとの解説
- ア直列部分がボトルネックになるため、対角線より上に来ることはない。
- イ対角線と一致するのは装置1台だけの場合で、この構成には当てはまらない。
- ウ対角線と交差して上側に出る形は、2a^2-a^3≦aという関係と矛盾する。
- エ正解。2a^2-a^3は常にa以下で、対角線の下側を通る曲線になる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。