UML 2.0のステートマシン図の記法に適合している図はどれか。
トリガは遷移に付し並行領域ごとに開始擬似状態を置く

選択肢
- ア初期状態から状態1へ遷移し、トリガ1で複合状態「状態2」に入る。状態2内は破線で区切られた並行領域が2つあり、それぞれ独自の初期状態(黒丸)から状態3→(トリガ2)→状態4、状態5→(トリガ3)→状態6と遷移し、各領域内の終了状態(二重丸)へ到達後、状態2全体としての終了状態(二重丸)へ抜ける。
- イ初期状態から状態1へ遷移し、トリガ1で複合状態「状態2」に入る。状態2内は2つの並行領域があるが、両者を区切る破線が無く、それぞれ独自の初期状態(黒丸)から状態3→(トリガ2)→状態4、状態5→(トリガ3)→状態6と遷移し、各領域内の終了状態(二重丸)へ到達後、状態2の外側へ矢印が伸び最終状態(二重丸)へ至る。
- ウ初期状態から状態1へ遷移し、矢印が複合状態「状態2」に入る(トリガなし)。状態2内は破線で区切られた並行領域が2つあり、各領域の入り口にそれぞれ「トリガ1」のラベルが付き、状態3→(トリガ2)→状態4、状態5→(トリガ3)→状態6と遷移し、終了状態(二重丸)へ至った後、状態2外の最終状態(二重丸)へ抜ける。
- エ初期状態から状態1へ遷移し、矢印が複合状態「状態2」に入る(トリガなし)。状態2内は2つの並行領域があるが、両者を区切る破線が無く、各領域の入り口の黒丸(初期状態)からそれぞれ「トリガ1」のラベルの先に状態3→(トリガ2)→状態4、状態5→(トリガ3)→状態6と続き、終了状態(二重丸)へ至った後、状態2外の最終状態(二重丸)へ抜ける。
正解と解説
正解:ア 初期状態から状態1へ遷移し、トリガ1で複合状態「状態2」に入る。状態2内は破線で区切られた並行領域が2つあり、それぞれ独自の初期状態(黒丸)から状態3→(トリガ2)→状態4、状態5→(トリガ3)→状態6と遷移し、各領域内の終了状態(二重丸)へ到達後、状態2全体としての終了状態(二重丸)へ抜ける。
UML 2.0のステートマシン図では、状態遷移を引き起こす契機であるトリガは、遷移を表す矢印に添えて書く。また、複合状態の内部を破線で区切って並行領域を表す場合は、各領域がそれぞれ独立に動き始めるため、領域ごとに開始擬似状態(黒丸)を置かなければならない。この両方を満たす図が適合している。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。トリガが遷移の矢印に付き、各並行領域が独自の開始擬似状態をもつ形になっている。
- イ並行領域に開始擬似状態が置かれておらず、各領域の開始点が定まらない。
- ウトリガを遷移の矢印ではなく領域の入口に書いており、遷移の契機の表記位置が誤っている。
- エ開始擬似状態や終了状態の記号の描き方が規定と異なり、トリガの位置も適切でない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。