システム障害発生時には,データベースの整合性を保ち,かつ,最新のデータベース状態に復旧する必要がある。このために,DBMSがトランザクションのコミット処理を完了とするタイミングとして,適切なものはどれか。
コミット確定はログファイルへの書込み完了時点
選択肢
- アアプリケーションの更新命令完了時点
- イチェックポイント処理完了時点
- ウログバッファへのコミット情報書込み完了時点
- エログファイルへのコミット情報書込み完了時点
正解と解説
正解:エ ログファイルへのコミット情報書込み完了時点
コミットを完了とみなせるのは、再起動しても消えない不揮発の媒体、すなわちログファイルにコミット情報を書き終えた時点です。メモリ上のログバッファに書いただけでは障害で失われ、復旧できません。これをWAL(ログ先書き)の原則といいます。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。更新命令が終わっただけではログが確定しておらず、障害時に復旧できない。
- イ誤り。チェックポイントは復旧開始点を作る処理で、コミットの完了条件ではない。
- ウ誤り。ログバッファはメモリ上なので、電源断で内容が失われる。
- エ正しい。不揮発のログファイルへ書き終えた時点で初めて回復可能性が保証される。
同じ分野の他の問題
- DBMSがトランザクションのコミット処理を完了するタイミングはどれか。2025年度 秋期 午前II 問21
- “従業員”表に対して、SQL文を実行して得られる結果はどれか。ここで、実線の下線は主キーを表し、表中のNULLは値が存在…2025年度 春期 午前II 問21
- 関係モデルにおける外部キーに関する記述のうち,適切なものはどれか。2024年度 秋期 午前II 問21
- “人事”表に対して次のSQL文を実行したとき、結果として得られる社員番号はどれか。 [SQL文] SELECT 社員番号…2024年度 春期 午前II 問21
- DBMSのデータディクショナリはどれか。2023年度 秋期 午前II 問21
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。