外部から侵入されたサーバ及びそのサーバに接続されていた記憶媒体を調査対象としてディジタルフォレンジックスを行うことになった。まず,稼働状態にある調査対象サーバや記憶媒体などから表に示すa~dのデータを証拠として保全する。保全の順序のうち,最も適切なものはどれか。
証拠保全は揮発性の高いデータから順に行う
| 項目 | 証拠として保全するデータ |
|---|---|
| a | 遠隔にあるログサーバに記録された調査対象サーバのアクセスログ |
| b | 調査対象サーバにインストールされていた会計ソフトのインストール用CD |
| c | 調査対象サーバのハードディスク上の表計算ファイル |
| d | 調査対象サーバのルーティングテーブルの状態 |
選択肢
- アa → c → d → b
- イb → c → a → d
- ウc → a → d → b
- エd → c → a → b
正解と解説
正解:エ d → c → a → b
ディジタルフォレンジックスでは、消えやすいデータから順に保全する「揮発性の順序」が原則となる。ルーティングテーブルなどメモリ上の状態は電源断や時間経過で失われるため最優先で、次にディスク上のファイル、遠隔のログサーバに残るログ、最後に書換えの起こらないCDのような媒体という順になる。
選択肢ごとの解説
- ア遠隔ログより先に取るべき揮発性の高いルーティングテーブルが最後になっている。
- イ最も揮発しにくいCDを最初に保全しており、揮発性の順序に反する。
- ウディスク上のファイルより揮発性が高いルーティングテーブルが後回しになっている。
- エ正解。揮発性の高い順にd(メモリ上の状態)→c(ディスク)→a(遠隔ログ)→b(CD)となる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。