A社は、複数の子会社を持つ食品メーカーであり、在宅勤務に適用するPCセキュリティ規程(以下、A社PC規程という)を定めている。A社は、20XX年4月1日に同業のB社を買収して子会社にした。B社は、在宅勤務できる日数の上限を週2日とした在宅勤務制度を導入しており、全ての従業員が利用している。B社は、A社PC規程と同様の規程を作成して順守することにした。B社は、自社の規程の作成に当たり、表1のとおりA社PC規程への対応状況の評価結果を取りまとめた。表1 A社PC規程へのB社の対応状況の評価結果(抜粋):項番1・2は省略、評価結果OK。項番3「会社が許可したアプリケーションソフトウェアだけを導入できるように技術的に制限すること」は評価結果NG。項番4「外部記憶媒体へのアクセスを技術的に禁止すること」は評価結果NG(注:B社は、外部記憶媒体へのアクセスのうち、外部記憶媒体に保存してあるアプリケーションソフトウェア及びファイルのNPC(在宅勤務用PC)へのコピーだけは許可している)。項番5「Bluetoothの利用を技術的に禁止すること」は評価結果NG。評価結果のうち、A社PC規程を満たさない項番については、必要な追加対策を実施することによって、情報セキュリティリスクを低減することにした。設問:表1中の項番4について、B社が必要な追加対策を実施することによって低減できる情報セキュリティリスクは次のうちどれか。低減できるものだけを全て挙げた組合せを、解答群の中から選べ。ここで、項番3、5への追加対策は実施しないものとする。(一)B社で許可していないアプリケーションソフトウェアが保存されている外部記憶媒体がNPCに接続された場合に、当該NPCがマルウェア感染する。(二)外部記憶媒体がNPCに接続された場合に、当該外部記憶媒体に当該NPC内のデータを保存して持ち出される。(三)マルウェア付きのファイルが保存されている外部記憶媒体がNPCに接続された場合に、当該NPCがマルウェア感染する。(四)マルウェアに感染しているNPCに外部記憶媒体が接続された場合に、当該外部記憶媒体がマルウェア感染する。
媒体からの持込み禁止で防げるのは持込み側の感染リスク
選択肢
- ア(一),(二)
- イ(一),(二),(三)
- ウ(一),(二),(四)
- エ(一),(三)
- オ(一),(四)
- カ(二),(三)
- キ(二),(四)
- ク(三),(四)
正解と解説
正解:エ (一),(三)
B社は外部記憶媒体からPCへのコピーだけを許可しており、追加対策とはこの持込み方向のアクセスも禁止することである。よって低減できるのは、媒体経由で持ち込まれた未許可アプリケーションやマルウェア付きファイルによる感染のリスクである。PCから媒体への書出しは元々禁止されているため、データ持出しや媒体側の感染は今回の追加対策で新たに低減されるものではない。
選択肢ごとの解説
- ア持出しに関する二を含んでおり、既に禁止済みの範囲なので誤りである。
- イ持出しの二が含まれるため過大な組合せである。
- ウ二も四も書出し方向で既に禁止されており該当しない。
- エ正しい。媒体からの持込みを禁止することで未許可アプリとマルウェアの持込みを防げる。
- オ四は書出し方向であり今回の追加対策の効果ではない。
- カ一が欠け、既に禁止済みの二が入っている。
- キいずれも書出し方向で、追加対策の効果に当たらない。
- ク一が抜けており、四も該当しない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。