プロセスアセスメント(SPICE)とは?
プロセスアセスメント(SPICE)とは、組織のプロセスが目的をどれだけ達成できているかを、規定の測定枠組みで評価する活動。ISO/IEC 15504(SPICE)を継承したISO/IEC 33000シリーズが枠組みを示し、プロセスごとに能力水準を0〜5の6段階で判定する。改善の出発点を定め、供給者選定の判断材料にもなる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
ぷろせすあせすめんと
プロセスアセスメント(SPICE)の意味
組織のプロセスが目的をどれだけ達成できているかを、規定の測定枠組みで評価する活動。ISO/IEC 15504(SPICE)を継承したISO/IEC 33000シリーズが枠組みを示し、プロセスごとに能力水準を0〜5の6段階で判定する。改善の出発点を定め、供給者選定の判断材料にもなる。
プロセスアセスメント(SPICE)の具体例
委託先候補の見積り・構成管理・検証の各プロセスを評価し、構成管理が水準1(実施しているが管理されていない)と分かれば、契約時に版管理手順と成果物の受渡し方法を明文化する条件を付ける。自組織では低い水準のプロセスから改善計画を立てる。
プロセスアセスメント(SPICE)は試験でどう引っ掛けられる?
CMMI(段階表現)が組織全体を1〜5の成熟度で表すのに対し、こちらはプロセス単位に能力水準を付ける。組織全体に1つの数値が出ると誤解しやすい。また評価は認証ではなく、改善のための現状把握が主目的である点も混同されやすい。プロセス単位で測るため弱い工程だけを狙って改善できる利点がある一方、評価の取得自体が目的化して証跡づくりだけが増える形骸化が起きやすい。
プロセスアセスメント(SPICE)と関連する用語
プロセスアセスメント(SPICE)が出た過去問
JIS X 33002:2017(プロセスアセスメント実施に対する要求事項)の説明として、適切なものはどれか。
正解:組織プロセスの品質を客観的に診断するための要求事項を規定している。
要点:JIS X 33002はプロセス能力を客観的に診断するアセスメントの要求事項
JIS X 33002はISO/IEC 33002を国内規格化したもので、プロセスアセスメント(プロセス評価)を実施するための要求事項を定めている。アセスメントとは組織のプロセスの能力水準を、定められた測定枠組みに照らして客観的に判定する行為であり、改善そのものではなく現状の客観的な診断が目的である。したがってイが適切。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問49(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。