一貫性とは?
一貫性とは、トランザクションの実行前後で、データベースが定義された制約を満たす矛盾のない状態に保たれる性質。
応用情報技術者試験の過去問では20回出題されています(2016年度〜2025年度)。
いっかんせい
一貫性の意味
トランザクションの実行前後で、データベースが定義された制約を満たす矛盾のない状態に保たれる性質。
一貫性の具体例
借方と貸方の合計が常に一致する、在庫数が負にならない、といった不変条件が崩れない。
一貫性は試験でどう引っ掛けられる?
隔離性と役割が違う。一貫性は制約を満たしているかの話、隔離性は同時実行で互いに干渉しないかの話。またACIDの一貫性は単一DB内の制約を指し、複製間で同じ値が見えるというCAP定理の一貫性とは別物。
一貫性と関連する用語
一貫性が出た過去問
JIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)によれば、継続的改善に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:改善の機会に対して適用する評価基準には、改善とサービスマネジメントの目的との整合性が含まれなければならない。
要点:改善機会の評価基準にはサービスマネジメントの目的との整合性が必須
JIS Q 20000-1では、組織は改善の機会を評価する基準を定めることが求められ、その基準にはサービスマネジメントの目的との整合性を含めなければならないとされる。改善が場当たり的にならず、SMSの目的に資するものを選ぶための要件である。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)情報システム全体の最適化目標は経営戦略に基づいて設定される必要があり,その整合性を検証する必要がある。“財務状態の予測”と整合性を確保すべきものはどれか。
正解:情報化投資計画
要点:財務状態の予測と整合させるのは情報化投資計画
財務状態の予測は、いつどれだけの資金を投じられるかという制約に直結する。したがって、投資の時期と金額を定める情報化投資計画との整合性を確保する必要がある。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問62(IPA)システム管理基準(平成16年)によれば、情報戦略策定段階の成果物はどれか。
正解:経営戦略に基づいて組織体全体で整合性及び一貫性を確保した情報化を推進するために、方針及び目標に基づいて策定する全体最適化計画
要点:情報戦略策定段階の成果物は全体最適化計画
システム管理基準では、情報戦略策定段階の成果物として全体最適化計画が挙げられている。これは経営戦略に基づき、組織全体で整合性と一貫性のある情報化を進めるために、方針と目標に沿って策定するものである。開発計画・開発手順・運用手順は、それぞれ後続の企画・開発・運用の各段階の成果物である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)第3正規形であることの効果又は影響に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:冗長性が排除され、データの整合性を保ちやすくなる。
要点:第3正規形は冗長性を排して更新時の不整合を防ぐ
第3正規形は、非キー属性が主キーに完全関数従属し、かつ推移的関数従属が排除された状態である。同じ事実が複数箇所に重複して保持されなくなるため、更新時の不整合(更新異常)が起こりにくくなり、データの整合性を保ちやすくなる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問27(IPA)キャッシュメモリのライトスルーの説明として,適切なものはどれか。
正解:キャッシュメモリと主記憶の両方に同時にデータを書き込む。
要点:ライトスルーはキャッシュと主記憶へ同時に書き込む方式
ライトスルーは、CPUが書込みを行うときにキャッシュメモリと主記憶の両方へ同時に書き込む方式である。主記憶の内容が常に最新に保たれるため整合性の管理が容易だが、書込みのたびに主記憶へアクセスするのでバスの占有率は高くなる。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。