監査証跡(監査証跡ログ)とは?
監査証跡(監査証跡ログ)とは、システムの操作履歴や処理内容を記録したログ。誰が・いつ・何を行ったかを後から追跡できるようにするもので、監査の際の重要な証拠(監査証拠)となる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2018年度)。
かんさしょうせき
監査証跡(監査証跡ログ)の意味
システムの操作履歴や処理内容を記録したログ。誰が・いつ・何を行ったかを後から追跡できるようにするもので、監査の際の重要な証拠(監査証拠)となる。
監査証跡(監査証跡ログ)の具体例
重要なデータへのアクセス記録や変更履歴をログとして保存しておき、不正な操作がなかったかを監査時に確認できるようにする。
監査証跡(監査証跡ログ)は試験でどう引っ掛けられる?
監査調書と紛らわしい。監査証跡はシステム側に残る操作・処理の記録、監査調書は監査人が作る記録。証跡は後から作り足せないので、システムの設計段階で組み込んでおく必要がある。
監査証跡(監査証跡ログ)と関連する用語
監査証跡(監査証跡ログ)が出た過去問
情報システムの可監査性を説明したものはどれか。
正解:コントロールの有効性を監査できるように,情報システムが設計・運用されていること
要点:可監査性は統制の有効性を検証できるシステム側の備えを指す。
可監査性とは、システムに組み込まれたコントロール(統制)が有効に働いているかどうかを、後から追跡・検証できるように情報システムが設計・運用されている性質である。処理の記録が残り、監査証跡をたどれることが前提となる。監査人側の能力や協力体制ではなく、システム側の備えを指す点が要点である。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)JIS Q 27000で定義された情報セキュリティの特性に関する記述のうち,否認防止の特性に該当するものはどれか。
正解:ある利用者がシステムを利用したという事実を証明可能にする。
要点:否認防止は行為の事実を後から証明できるようにすること
否認防止とは、ある行為が行われた事実を後から当事者に否定させないようにする特性である。監査ログやディジタル署名によって「誰が何をしたか」を証明できる状態にすることで実現される。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。