関係モデルとは?
関係モデルとは、データを「見出し(属性名と定義域の対応)と、その値の組(タプル)の集合」として表す数学的なデータモデル。関係代数・関係論理という演算体系をもつ。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2024年度)。
かんけいモデル
関係モデルの意味
データを「見出し(属性名と定義域の対応)と、その値の組(タプル)の集合」として表す数学的なデータモデル。関係代数・関係論理という演算体系をもつ。
関係モデルの具体例
「社員(社員番号, 氏名, 部門コード)」という関係は、社員番号などの定義域から取った値の組の集合として定義される。
関係モデルは試験でどう引っ掛けられる?
関係は集合なので、理論上はタプルの重複も順序も存在しない。SQLの表は重複行を許すバッグ(多重集合)であり、この点が理論と異なる。
関係モデルと関連する用語
関係モデルが出た過去問
データベースの概念設計に用いられ、対象世界を、実体と実体間の関連という二つの概念で表現するデータモデルはどれか。
正解:E-Rモデル
要点:E-Rモデルは実体と関連で対象世界を描く概念設計のモデル
E-Rモデル(実体関連モデル)は、対象世界を実体(エンティティ)と実体間の関連(リレーションシップ)という2つの概念で表現するモデルで、特定のDBMSに依存しない概念設計の段階で用いられます。階層・ネットワーク・関係モデルは、実装方式に対応する論理データモデルです。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問26(IPA)関係モデルにおける外部キーの説明として、適切なものはどれか。
正解:ある関係の候補キーを参照する属性、又は属性の組
要点:外部キーは他の関係の候補キーを参照する属性の組
外部キーは、他の関係(または自分自身)の候補キーを参照する属性またはその組であり、参照先に存在しない値を持てないという参照制約を担う。これにより関係と関係の対応づけが表現され、データの整合性が保たれる。候補キーや主キーの定義そのものとは区別して覚える必要がある。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問27(IPA)ビッグデータの基盤技術として利用されるNoSQLに分類されるデータベースはどれか。
正解:様々な形式のデータを一つのキーに対応付けて管理するキーバリュー型データベース
要点:キーバリュー型など関係モデルによらないDBの総称がNoSQL
NoSQLは関係データモデルに依らないデータベースの総称で、キーバリュー型・列指向型・ドキュメント指向型・グラフ型などに分類される。キーバリュー型は、キーに対して形式を問わない値を対応付けて格納する単純な構造で、水平分散による大規模データの高速処理に向くためビッグデータ基盤で広く使われる。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問29(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。