内部通報制度とは?
内部通報制度とは、組織内の不正や規程違反を、従業員が通常の指揮命令系統とは別の窓口へ知らせる仕組み。上司が関与している場合でも情報が経営層へ届く。通報者が不利益を受けない保護と、匿名でも受け付けられる経路の確保が制度を機能させる条件になる。
システム監査技術者試験の過去問では1回出題されています。
ないぶつうほうせいど
内部通報制度の意味
組織内の不正や規程違反を、従業員が通常の指揮命令系統とは別の窓口へ知らせる仕組み。上司が関与している場合でも情報が経営層へ届く。通報者が不利益を受けない保護と、匿名でも受け付けられる経路の確保が制度を機能させる条件になる。
内部通報制度の具体例
営業所長が売上データを改ざんしている疑いを部下が把握したが、直属の上司が当人のため報告できなかった。社外の弁護士事務所に置いた通報窓口へ連絡したことで監査部門が調査に入り、早期に是正できた。
内部通報制度は試験でどう引っ掛けられる?
窓口を作っただけでは使われない。通報者の氏名が上司に伝わる運用や、報復人事の懸念が残ると通報は起きないため、保護規定の明記と周知までが制度の要件である。日常の報告ルートを置き換えるものではない。
内部通報制度と関連する用語
内部通報制度が出た過去問
金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和5年)”における、内部統制の基本的要素である統制環境に該当するものはどれか。
正解:組織構造及び慣行
要点:統制環境は組織の気風を決める土台で、組織構造や慣行を含む
統制環境は、組織の気風を決定し、他の五つの基本的要素の基礎となるものである。経営者の誠実性と倫理観、経営方針と経営戦略、取締役会や監査役の機能、組織構造および慣行、権限と職責、人的資源に対する方針と管理などが該当する。職務の分掌は統制活動、内部監査はモニタリング、内部通報制度は情報と伝達に位置づけられる。
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。