関係モデルとは?
関係モデルとは、データを「見出し(属性名と定義域の対応)と、その値の組(タプル)の集合」として表す数学的なデータモデル。関係代数・関係論理という演算体系をもつ。
データベーススペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2023年度)。
かんけいモデル
関係モデルの意味
データを「見出し(属性名と定義域の対応)と、その値の組(タプル)の集合」として表す数学的なデータモデル。関係代数・関係論理という演算体系をもつ。
関係モデルの具体例
「社員(社員番号, 氏名, 部門コード)」という関係は、社員番号などの定義域から取った値の組の集合として定義される。
関係モデルは試験でどう引っ掛けられる?
関係は集合なので、理論上はタプルの重複も順序も存在しない。SQLの表は重複行を許すバッグ(多重集合)であり、この点が理論と異なる。
関係モデルと関連する用語
関係モデルが出た過去問
関係モデルの候補キーの説明のうち、適切なものはどれか。
正解:候補キーの値はタプルごとに異なる。
要点:候補キーはタプルを一意識別する最小の属性集合
候補キーはタプルを一意に識別できる属性の最小集合なので、その値は必ずタプルごとに異なる。候補キーは関係の属性の中から選ばれ、複数存在することもあり、その中の一つを主キーとして選ぶという関係にある。
出典:平成28年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問7(IPA)関係モデルにおいて、情報無損失分解ができ、かつ、関数従属性保存が成り立つ変換が必ず存在するものはどれか。ここで、情報無損失分解とは自然結合によって元の関係が復元…
要点:第3正規形までは無損失かつ関数従属性保存の分解が必ず存在
第3正規形までであれば、自然結合で元の関係を復元できる分解でありながら、元の関数従属をすべて分解後の関係に残す変換が必ず存在することが知られている。ボイス・コッド正規形以降では無損失分解はできても関数従属性の保存が犠牲になる場合があるため、アが正しい。
出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。