カンバン(かんばん方式)とは?
カンバン(かんばん方式)とは、作業をボード上で可視化し、各工程の仕掛り作業数に上限(WIP制限)を設けて流れを整えることで、リードタイムを短縮しボトルネックを顕在化させる方法。反復(スプリント)を必須としない点がスクラムと異なる。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
かんばん
カンバン(かんばん方式)の意味
作業をボード上で可視化し、各工程の仕掛り作業数に上限(WIP制限)を設けて流れを整えることで、リードタイムを短縮しボトルネックを顕在化させる方法。反復(スプリント)を必須としない点がスクラムと異なる。
カンバン(かんばん方式)の具体例
「実装中」の列に置ける付箋を3枚までに制限し、超えそうなときは新規着手より滞留の解消を優先する。
カンバン(かんばん方式)は試験でどう引っ掛けられる?
WIP制限は「担当者1人あたりの持ち作業数」ではなく工程(ボードの列)ごとの仕掛り上限。数を絞ると同時に着手できる件数は減るが、1件あたりのリードタイムは短くなるという逆向きの効果が狙い。スクラムとの分岐点は、固定長の反復・役割の定義を必須としない点であり、スプリントを回さないからアジャイルではない、という理解は誤り。
カンバン(かんばん方式)と関連する用語
カンバン(かんばん方式)が出た過去問
MRPの特徴はどれか。
正解:製品の基準生産計画を基に、部品の手配数量を算出する。
要点:MRPは生産計画と部品構成表から手配数量を算出する
MRPは、基準生産計画と部品構成表をもとに、必要な部品の総所要量を展開し、在庫を差し引いて手配数量と時期を算出する仕組みである。計画に基づいて必要量を先に計算する点が特徴で、後工程からの引取りで動くかんばん方式とは考え方が対照的である。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問72(IPA)“かんばん方式”を説明したものはどれか。
正解:中間在庫を極力減らすために,生産ラインにおいて,後工程が自工程の生産に合わせて,必要な部品を前工程から調達する。
要点:かんばん方式は後工程引取りで中間在庫を減らす
かんばん方式は、後工程が自らの生産に必要な分だけを、かんばんと呼ばれる指示票を使って前工程から引き取る仕組みです。前工程は引き取られた分だけを補充生産するため、工程間に余分な中間在庫を持たずに済みます。ジャストインタイム生産を支える代表的な手法です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問72(IPA)“かんばん方式”を説明したものはどれか。
正解:中間在庫を極力減らすために、生産ラインにおいて、後工程の生産に必要な部品だけを前工程から調達する。
要点:かんばん方式は後工程引取りで中間在庫を減らす仕組み
かんばん方式は、トヨタ生産方式におけるジャストインタイムを実現する仕組みである。後工程が使った分だけを「かんばん」という指示票で前工程に伝え、前工程は求められた分だけを作って供給する。この後工程引取りによって、作りすぎと中間在庫を抑えられる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。