ホットサイト(ホットスタンバイ)とは?
ホットサイト(ホットスタンバイ)とは、代替拠点に本番と同等のシステムを常時稼働状態で用意し、データも常時同期しておく方式。切替えが最も速いが、費用は最も高い。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2018年度)。
ほっとさいと
ホットサイト(ホットスタンバイ)の意味
代替拠点に本番と同等のシステムを常時稼働状態で用意し、データも常時同期しておく方式。切替えが最も速いが、費用は最も高い。
ホットサイト(ホットスタンバイ)の具体例
遠隔地のデータセンタで同一構成のシステムを稼働させ、データベースを同期レプリケーションしておき、障害時は数分で切り替える。
ホットサイト(ホットスタンバイ)は試験でどう引っ掛けられる?
3方式の分岐点は「機器があるか」ではなく「データが最新に保たれているか」。ウォームサイトも機器は用意してあるが、データの同期は定期的なので復旧に数時間〜数日かかる。「機器が設置してあればホットサイト」とする選択肢は誤り。また費用と復旧時間は逆比例(ホットは最も高く最も速い、コールドは最も安く最も遅い)で、どれを選ぶかはRTOと費用の折り合いで決まる。
ホットサイト(ホットスタンバイ)と関連する用語
ホットサイト(ホットスタンバイ)が出た過去問
ロードバランサを使用した負荷分散クラスタ構成と比較した場合の,ホットスタンバイ形式によるHA(High Availability)クラスタ構成の特徴はどれか。
正解:待機系サーバとして同一仕様のサーバが必要になるが,障害発生時には待機系サーバに処理を引き継ぐので,障害が発生してもスループットを維持することができる。
要点:ホットスタンバイは待機系を確保し障害時も性能を維持
ホットスタンバイは同一構成の待機系を常時起動しておき、現用系の障害時に処理を引き継ぐ方式である。待機系は平常時に処理を分担しないため設備は余分に要るが、切替え後も1台分の性能をそのまま使えるので、障害時の性能低下が起きにくい。負荷分散クラスタは平常時に全台を使える反面、1台落ちると残りの負荷が上がる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問14(IPA)コンピュータを2台用意しておき、現用系が故障したときは、現用系と同一のオンライン処理プログラムをあらかじめ起動して待機している待機系のコンピュータに速やかに切り…
正解:ホットスタンバイシステム
要点:ホットスタンバイは待機系を起動済みにして即時切替えする方式
待機系にも本番と同じ処理プログラムをあらかじめ起動して待たせておき、現用系の故障時に短時間で切り替える構成をホットスタンバイという。プログラムが起動済みなので切替えに要する時間が短く、可用性が高い。待機系の電源を落としておく、あるいは起動していない構成はコールドスタンバイと呼ばれ、切替えに時間がかかる。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。