RTO・RPOとは?
RTO・RPOとは、RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービス復旧までの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標を表す指標。バックアップ方式(フル・差分・増分)や取得間隔の設計に直結する。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2025年度)。
あーるてぃーおー・あーるぴーおー
RTO・RPOの意味
RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービス復旧までの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標を表す指標。バックアップ方式(フル・差分・増分)や取得間隔の設計に直結する。
RTO・RPOの具体例
「RTOは4時間以内、RPOは直近1時間以内」と定めた場合、障害発生から4時間以内にサービスを再開し、失われるデータは最大でも1時間分に抑えられるようバックアップ間隔を設計する。事業継続計画において、インシデント発生後どちらの目標時点までに何をすべきかを問う計算・選択問題がFEで出題される。
RTO・RPOは試験でどう引っ掛けられる?
RTOは「時間の長さ(復旧までの所要時間)」、RPOは「データのどの時点まで戻せるか」を表すという対象の違いを混同しやすい。
RTO・RPOと関連する用語
RTO・RPOが出た過去問
事業継続計画で用いられる用語であり、インシデントの発生後、次のいずれかの事項までに要する時間を表すものはどれか。(1) 製品又はサービスが再開される。(2) 事…
正解:RTO
要点:RTOは再開までの時間目標、RPOは戻すデータの時点目標
RTOは目標復旧時間で、障害発生から業務やサービスを再開させるまでに許容できる時間の目標を表す。これに対しRPOは目標復旧時点で、どの時点のデータまで戻すことを許すかという「時間軸上の位置」を示す指標である。MTBFとMTTRは信頼性・保守性の指標で、事業継続計画の目標値ではない。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問57(IPA)A社は従業員200名の電子機器メーカーである。東京に本社があり、新潟に工場がある。 A社では、ファイルサーバを図1のように運用している。 〔図1 A社のファイル…
正解:a1: 火曜日の正午 / a2: 4.50 / a3: CISO
要点:RPOは遡る時点、RTOは復旧時間。承認者はCISO
RPOが72時間なので、金曜日の正午に障害が起きた場合は少なくともその72時間前、つまり火曜日の正午時点のデータまでは復元できなければならない。木曜日の正午の障害では、土曜日のフルバックアップに加えて火曜日と木曜日の2回分の増分バックアップを適用するため、4時間+0.25時間×2=4.50時間かかる。またICT継続の計画書のような重要文書は、担当者や監査部門ではなく責任者であるCISOが承認する。
出典:令和7年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuB 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。