外部設計(概要設計)とは?
外部設計(概要設計)とは、要件定義の内容をもとに、利用者から見える部分(画面・帳票・入出力インタフェースなど)の仕様を決める設計工程。「利用者視点」の設計。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2018年度)。
がいぶせっけい
外部設計(概要設計)の意味
要件定義の内容をもとに、利用者から見える部分(画面・帳票・入出力インタフェースなど)の仕様を決める設計工程。「利用者視点」の設計。
外部設計(概要設計)の具体例
受発注システムの画面レイアウトや帳票フォーマットを決め、利用部門が確認・承認できる形にまとめる。
外部設計(概要設計)は試験でどう引っ掛けられる?
外部・内部の別は「粗いか細かいか」ではなく視点の違いで、画面・帳票など利用者から見える範囲を決めるのが外部設計。V字モデルで対応するテストは運用テストではなくシステムテストである、という対応関係の取り違えにも注意。
外部設計(概要設計)と関連する用語
外部設計(概要設計)が出た過去問
あるプロジェクトの工数配分は表のとおりである。基本設計からプログラム設計までは計画どおり終了した。現在はプログラミング段階であり、3,000本のプログラムのうち…
正解:54
要点:全体進捗=完了工程の配分+仕掛工程の配分×その進捗率
基本設計からプログラム設計までの0.08+0.16+0.20=0.44が完了している。プログラミングは3,000本中1,200本なので進捗は40%であり、工数配分0.25の40%にあたる0.10を加えると、全体の進捗度は0.54すなわち54%となる。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問52(IPA)開発プロセスにおいて,ソフトウェア方式設計で行うべき作業はどれか。
正解:ソフトウェア品目に対する要件を,最上位レベルの構造を表現する方式で,かつ,ソフトウェアコンポーネントを識別する方式に変換する。
要点:方式設計は最上位構造を定めコンポーネントを識別する
ソフトウェア方式設計は、要件をソフトウェアの最上位レベルの構造へ落とし込み、どのようなコンポーネントに分けるかを決める工程である。いわゆる外部設計とプログラム設計の間にあたり、まだ行単位の処理までは踏み込まない。「アーキテクチャを決めてコンポーネントを識別する」と覚えるとよい。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問46(IPA)システムの外部設計を完了させるとき,顧客から承認を受けるものはどれか。
正解:画面レイアウト
要点:外部設計の承認対象は画面・帳票など利用者から見える仕様
外部設計は、利用者から見えるシステムの姿を決める工程です。画面や帳票のレイアウト、入出力項目、業務の流れなどが成果物になり、これらは利用者が直接触れるため顧客の承認を得る必要があります。内部構造にあたる物理データベース仕様やプログラムの流れ図は、内部設計以降で決める事項です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問46(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。