論理演算(AND・OR・XOR)とは?
論理演算(AND・OR・XOR)とは、真偽(1と0)に対する演算。ANDは両方1のときだけ1、ORはどちらかが1なら1、NOTは反転、XOR(排他的論理和)は2つが異なるときだけ1になる。ビットごとに適用すると、特定ビットの抽出・反転・比較に使える。
基本情報技術者試験の過去問では18回出題されています(2016年度〜2026年度)。
ろんりえんざん
論理演算(AND・OR・XOR)の意味
真偽(1と0)に対する演算。ANDは両方1のときだけ1、ORはどちらかが1なら1、NOTは反転、XOR(排他的論理和)は2つが異なるときだけ1になる。ビットごとに適用すると、特定ビットの抽出・反転・比較に使える。
論理演算(AND・OR・XOR)の具体例
1100 AND 1010=1000、1100 OR 1010=1110、1100 XOR 1010=0110。XORは同じ値どうしで0になる性質があり、同じ鍵で2回XORすると元に戻るため簡易暗号やパリティ計算に使われる。
論理演算(AND・OR・XOR)は試験でどう引っ掛けられる?
ORとXORの違いが最頻出。1と1のとき、ORは1だがXORは0になる。またA XOR A=0、A XOR 0=Aという性質を知らないと、RAIDのパリティ復元やビット反転の設問で手が止まる。
論理演算(AND・OR・XOR)と関連する用語
論理演算(AND・OR・XOR)が出た過去問
8ビットのビット列の下位4ビットが変化しない操作はどれか。
正解:16進表記0Fのビット列との論理積をとる。
要点:ANDは0でクリア・1で保存。マスクの基本動作
ビットマスクの基本問題。16進0Fは下位4ビットが1、上位4ビットが0のパターン。論理積(AND)は「1との積は元の値のまま、0との積は0」になるので、0Fとの論理積では下位4ビットが保存され、上位4ビットだけが0にクリアされる。したがって下位4ビットが変化しない操作はANDである。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問1(IPA)真理値表に示す3入力多数決回路はどれか。
正解:2入力ANDゲート3個(A・B、B・C、C・A)の出力を、ORゲート2段で束ねてYを得る回路。
要点:3入力多数決はAB+BC+CA。ANDを3個並べてORで束ねる
3入力多数決は、3つのうち2つ以上が1のとき出力が1になる。これは2入力ずつの積を取って和にした AB+BC+CA という論理式で表せるため、2入力ANDを3個作りその出力をORで束ねる回路が該当する。真理値表の1になる4行がちょうどこの3つの積項で覆われることを確かめればよい。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問23(IPA)“社員”表と“部門”表に対して,次のSQL文を実行したときの結果はどれか。 SELECT COUNT(*) FROM 社員, 部門 WHERE 社員.所属 = …
正解:3
要点:結合+条件のCOUNT(*)は条件を満たす行の組合せ数を数える
部門表でフロアが2なのは情報システム・経理・法務・購買である。社員表のうち所属がこれらに一致するのは、経理が1人、情報システムが2人で、法務と購買には所属する社員がいない。結合条件を満たす行は合計3行なのでCOUNT(*)は3となる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問29(IPA)図の論理回路と等価な回路はどれか。
正解:AとBを入力とするXOR回路(Y出力)
要点:NAND4個の定番構成は排他的論理和(XOR)と等価
この回路は4個のNAND素子でできた定番の構成である。まず両入力のNAND出力をNとし、上側でAとN、下側でNとBのNANDをとり、その二つをさらにNANDで結んでいる。真理値表を作ると、AとBが同じ値のときは出力が0、異なるときだけ1になり、排他的論理和と一致する。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問23(IPA)図に示すディジタル回路と等価な論理式はどれか。ここで、論理式中の“・”は論理積を、“+”は論理和を、Xの上線はXの否定を表す。
正解:X = A・(Bの否定) + (Aの否定)・B
要点:NAND出力を各入力とANDしてORすると排他的論理和になる
図の回路はまずAとBそれぞれの否定を論理和しており、これはAとBの論理積の否定(NAND)に等しい。その出力をAと論理積すればAかつBでない項、Bと論理積すればBかつAでない項が得られ、最後にこれらを論理和している。結果としてAとBが異なるときだけ1になる排他的論理和が構成される。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。