JIT(かんばん方式)とは?
JIT(かんばん方式)とは、必要なものを、必要なときに、必要な量だけ生産・供給する生産管理の考え方。後工程が必要な部品を「かんばん」と呼ばれる指示票で前工程に伝えて引き取る「かんばん方式」により、工程間の在庫(仕掛品)を極小化する。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
じゃすといんたいむ・かんばんほうしき
JIT(かんばん方式)の意味
必要なものを、必要なときに、必要な量だけ生産・供給する生産管理の考え方。後工程が必要な部品を「かんばん」と呼ばれる指示票で前工程に伝えて引き取る「かんばん方式」により、工程間の在庫(仕掛品)を極小化する。
JIT(かんばん方式)の具体例
自動車の組立ラインで、後工程が使った分だけかんばんを使って前工程に部品を発注し、過剰在庫を持たずに生産を進める。
JIT(かんばん方式)は試験でどう引っ掛けられる?
MRPとの向きの違いが定番。JIT(かんばん方式)は後工程が前工程へ引き取りに行くプル型、MRPは生産計画から所要量を計算して前工程が押し出すプッシュ型。かんばんは後工程から前工程への指示であって、その逆ではない。また在庫を極小化する裏返しとして、部品の供給が途絶えるとラインが即止まるという弱さがある。
JIT(かんばん方式)と関連する用語
JIT(かんばん方式)が出た過去問
MRPの特徴はどれか。
正解:製品の基準生産計画を基に、部品の手配数量を算出する。
要点:MRPは生産計画と部品構成表から手配数量を算出する
MRPは、基準生産計画と部品構成表をもとに、必要な部品の総所要量を展開し、在庫を差し引いて手配数量と時期を算出する仕組みである。計画に基づいて必要量を先に計算する点が特徴で、後工程からの引取りで動くかんばん方式とは考え方が対照的である。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問72(IPA)“かんばん方式”を説明したものはどれか。
正解:中間在庫を極力減らすために,生産ラインにおいて,後工程が自工程の生産に合わせて,必要な部品を前工程から調達する。
要点:かんばん方式は後工程引取りで中間在庫を減らす
かんばん方式は、後工程が自らの生産に必要な分だけを、かんばんと呼ばれる指示票を使って前工程から引き取る仕組みです。前工程は引き取られた分だけを補充生産するため、工程間に余分な中間在庫を持たずに済みます。ジャストインタイム生産を支える代表的な手法です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問72(IPA)“かんばん方式”を説明したものはどれか。
正解:中間在庫を極力減らすために、生産ラインにおいて、後工程の生産に必要な部品だけを前工程から調達する。
要点:かんばん方式は後工程引取りで中間在庫を減らす仕組み
かんばん方式は、トヨタ生産方式におけるジャストインタイムを実現する仕組みである。後工程が使った分だけを「かんばん」という指示票で前工程に伝え、前工程は求められた分だけを作って供給する。この後工程引取りによって、作りすぎと中間在庫を抑えられる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。