コンピュータウイルスとは?
コンピュータウイルスとは、他のプログラムやファイルに寄生(感染)し、実行されることで自己を複製し感染を広げる不正プログラム。単独では活動できず、宿主となるファイルやプログラムを必要とする点がワームと異なる。
ITパスポートの過去問では47回出題されています(2009年度〜2020年度)。
こんぴゅーたういるす
コンピュータウイルスの意味
他のプログラムやファイルに寄生(感染)し、実行されることで自己を複製し感染を広げる不正プログラム。単独では活動できず、宿主となるファイルやプログラムを必要とする点がワームと異なる。
コンピュータウイルスの具体例
感染したファイルを開くと、パソコン内の他のファイルにもウイルスのコードが埋め込まれ、そのファイルを人に渡すとさらに感染が広がる。
コンピュータウイルスは試験でどう引っ掛けられる?
単独で自己増殖できる「ワーム」とは異なり、ウイルスは宿主(感染対象のファイル)を必要とする。
コンピュータウイルスと関連する用語
コンピュータウイルスが出た過去問
マクロウイルスに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ワープロソフトや表計算ソフトのデータファイルに感染する。
要点:マクロウイルスは文書・表計算のデータファイルに感染する
マクロウイルスは、ワープロソフトや表計算ソフトが備えるマクロ機能を悪用し、文書ファイルや表計算ファイルに埋め込まれて感染するウイルスである。プログラムファイルではなくデータファイルを介して広がるため、添付文書を開いただけで感染するおそれがある点が特徴である。自己複製して伝播するのはワーム、遠隔操作や情報窃取を行うのはトロイの木馬(ボット)にあたる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問81(IPA)業務中に受信した電子メールの添付文書をワープロソフトで開いたら、ワープロソフトが異常終了した。受け取った電子メールがウイルスを含んでいた可能性が考えられる場合、…
正解:PCをネットワークから切り離した後、速やかにシステム管理部門の担当者に連絡する。
要点:感染が疑われたら隔離し、速やかに管理部門へ連絡する
ウイルス感染が疑われる場合は、まず被害の拡大を防ぐことが最優先である。ネットワークから切り離して他の機器への感染を止め、次に速やかにシステム管理部門へ連絡して指示を仰ぐのが正しい手順である。自己判断での再インストールや再現操作は証拠を失わせたり被害を広げたりするおそれがあり、全社員への独断のメール送信も混乱を招くため避けるべきである。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)部門サーバに対するファシリティマネジメントにおける環境整備の実施事項として、適切なものはどれか。
正解:設置場所は水漏れのおそれがある配水管の近くを避けた。
要点:ファシリティ管理は設置場所など物理環境の整備
ファシリティマネジメントは、設備や施設を対象に、安全で効率的な環境を維持する活動である。水漏れのおそれのある配管の近くを避けてサーバを設置するのは、物理的な環境面のリスクを下げる典型的な措置にあたる。ウイルス対策や暗号化は情報セキュリティ対策、自動運転は運用管理の話であり、施設環境の整備とは領域が異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問39(IPA)電化製品などに組込みシステムを採用する利点として,適切なものはどれか。
正解:製品の改良に当たって,ソフトウェアの変更だけで一定範囲の機能追加が可能となる。
要点:組込みは機能をソフトで実現でき、書換えで改良できる
組込みシステムは、機器の制御をハードウェアの回路だけで作り込むのではなく、マイコン上のソフトウェア(ファームウェア)で実現する構成をとる。制御の中身がプログラムとして分離されているため、ハードウェアを作り直さずにソフトウェアの書換えだけで機能の追加や不具合の修正ができる点が大きな利点である。なお、組込みだからといってウイルスと無縁になるわけではなく、資源の制約はむしろ厳しい。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)受信した電子メールにPKI(公開鍵基盤)を利用したディジタル署名が付与されている場合に判断できることだけを全て挙げたものはどれか。 a 電子メールの添付ファイル…
正解:c, d
要点:ディジタル署名が示すのは本人性と改ざんの有無だけ
ディジタル署名は、送信者の秘密鍵で作られ、受信者が公開鍵で検証する仕組みである。これにより、送信者が確かに本人であること(なりすましでないこと)と、内容が途中で改ざんされていないことを確認できる。一方、署名は本文を暗号化するものではないため盗聴を防ぐ効果はなく、添付ファイルの安全性を保証するものでもない。したがってcとdが正しい。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。