システムテストとは?
システムテストとは、結合テストが済んだシステム全体を対象に、要件定義で定めた機能要件・非機能要件(性能、セキュリティなど)を満たしているかを検証するテスト工程。開発側が主体となって行う。
ITパスポートの過去問では17回出題されています(2009年度〜2023年度)。
しすてむてすと
システムテストの意味
結合テストが済んだシステム全体を対象に、要件定義で定めた機能要件・非機能要件(性能、セキュリティなど)を満たしているかを検証するテスト工程。開発側が主体となって行う。
システムテストの具体例
システム全体に対して、想定される同時アクセス数での応答時間を測定し、性能要件を満たすかを確認する。
システムテストは試験でどう引っ掛けられる?
受入(運用)テストとの違いは実施する主体。システムテストは開発側が行い、受入テストは利用者側が本番同様の環境で行う。性能や可用性、セキュリティなど非機能要件を確かめるのもこの工程である点も要注意。
システムテストと関連する用語
システムテストが出た過去問
あるシステムの開発において、単体テスト、結合テスト、システムテスト、運用テストの順にテストを実施することにした。システムテストのテストケースの作成者として適切な…
正解:外部設計の担当者
要点:システムテストは外部設計と対応しその担当者が作成する
テストは設計工程と対応させて実施する。単体テストは内部設計・詳細設計、結合テストは方式設計、システムテストは外部設計(システムの外から見た振る舞いの設計)、運用テストは要件や実業務にそれぞれ対応する。したがってシステムテストのテストケースは、外部設計の担当者が作成するのが適切である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問50(IPA)システム開発プロセスを要件定義、外部設計、内部設計、プログラミングに分け、テストの種類を運用テスト、結合テスト、システムテスト、単体テストに分けたとき、図のa〜…
正解:a:結合テスト b:システムテスト c:運用テスト
要点:V字モデルは設計工程と対になるテストが決まる
V字モデルでは、開発工程とテスト工程が対になる。プログラミングは単体テスト、内部設計は結合テスト、外部設計はシステムテスト、要件定義は運用テストと対応し、下から上へ順に検証範囲が広がる。したがってaは結合テスト、bはシステムテスト、cは運用テストになる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問48(IPA)ある開発プロジェクトでソフトウェア結合テストを終了し、システムの機能を確認するシステムテストを行っている。このシステムテストで、あるプログラムに不良が多発してい…
正解:問題のあるプログラムの品質を再評価し、システムテストへの影響を把握する。
要点:問題発生時はまず品質再評価と影響範囲の把握
不良が多発しているという報告を受けた段階では、まず事実を確認し影響の大きさを見極めることが先決である。該当プログラムの品質を評価し直し、それがシステムテスト全体や後続の工程にどこまで波及するかを把握してから、やり直し・要員追加・再作成といった対策を選ぶ。状況把握を飛ばして対策に着手すると、判断を誤りやすい。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問33(IPA)システム開発において,システムテストで検証する内容として,適切なものはどれか。
正解:端末から行う照会処理の応答時間を検証する。
要点:システムテストは全体で機能・性能要件を満たすか確認する
システムテストは、ハードウェアやネットワークを含めたシステム全体を対象に、要件定義で定めた機能と性能を満たしているかを確認する工程である。応答時間のような非機能要件の検証はここで行う。プログラム間のインタフェース確認は結合テスト、命令や分岐に着目した内部構造の検証は単体テスト(ホワイトボックステスト)の領域である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問44(IPA)プロジェクトのコスト管理,進捗管理,品質管理に関する記述a〜dのうち,進捗管理に関する記述だけを全て挙げたものはどれか。 a 成果物に不具合があったとき,その修…
正解:c, d
要点:進捗管理は「予定した時期にできているか」を確認する
進捗管理は「予定した時期に予定した成果物ができているか」を確認する活動である。納品期限までに成果物が届くことの確認(c)と、マイルストーン時点で予定どおり作成されたことの確認(d)はいずれも時間軸に関する管理なので進捗管理にあたる。aは修正内容が仕様に合っているかを見る品質管理、bは予算超過を防ぐコスト管理である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問51(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。