ホワイトボックステストとは?
ホワイトボックステストとは、プログラムの内部構造(処理の流れ、条件分岐など)に着目し、すべての分岐や経路が意図通りに動作するかを検証するテスト技法。
ITパスポートの過去問では9回出題されています(2009年度〜2018年度)。
ほわいとぼっくすてすと
ホワイトボックステストの意味
プログラムの内部構造(処理の流れ、条件分岐など)に着目し、すべての分岐や経路が意図通りに動作するかを検証するテスト技法。
ホワイトボックステストの具体例
if文による条件分岐がある処理に対して、条件が真の場合と偽の場合の両方の経路を通るようにテストデータを用意する。
ホワイトボックステストは試験でどう引っ掛けられる?
「内部構造に着目する」のがホワイトボックス、「入出力の仕様に着目する」のがブラックボックスという視点の違いが頻出。
ホワイトボックステストと関連する用語
ホワイトボックステストが出た過去問
入力と出力だけに着目して様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを確認していく、システムの内部構造とは無関係に外部から見た機能について検証するテス…
正解:ブラックボックステスト
要点:ブラックボックステストは内部構造を見ず入出力の仕様適合を確認
ブラックボックステストは、プログラムの内部構造を見ずに、仕様書で定めた入力に対して期待どおりの出力が得られるかという外部から見た振る舞いだけを検証する手法である。同値分割や限界値分析でテストデータを設計する。これに対しホワイトボックステストは内部の処理経路に着目する手法で、結合テストや運用テストはテストの工程区分を表す言葉である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)プログラムの単体テストに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ロジックの網羅性も含めてプログラムをテストする。
要点:単体テストはロジックの網羅性まで確認する
単体テストは個々のプログラムを対象に、仕様どおり動くかに加えて内部のロジックが正しいかを確かめる工程である。命令や分岐がすべて通るかを見るホワイトボックステストの考え方を用い、網羅性を意識してテストケースを作る。テスト仕様やデータは通常、開発側が設計工程の成果物に基づいて用意する。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問47(IPA)システム開発において,システムテストで検証する内容として,適切なものはどれか。
正解:端末から行う照会処理の応答時間を検証する。
要点:システムテストは全体で機能・性能要件を満たすか確認する
システムテストは、ハードウェアやネットワークを含めたシステム全体を対象に、要件定義で定めた機能と性能を満たしているかを確認する工程である。応答時間のような非機能要件の検証はここで行う。プログラム間のインタフェース確認は結合テスト、命令や分岐に着目した内部構造の検証は単体テスト(ホワイトボックステスト)の領域である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問44(IPA)次のa〜dのうち、オブジェクト指向の基本概念として適切なものだけを全て挙げたものはどれか。a:クラス b:継承 c:データの正規化 d:ホワイトボックステスト
正解:a, b
要点:オブジェクト指向の基本はクラス・継承・カプセル化・多相性
オブジェクト指向は、データとその操作をひとまとめにしたオブジェクトを単位に設計する考え方で、その型を定義するクラス、上位クラスの性質を引き継ぐ継承、内部を隠すカプセル化、同じ呼び出しに型ごとに応じる多相性が基本概念である。正規化は関係データベース設計、ホワイトボックステストはテスト技法であり分野が異なる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問45(IPA)プログラムの品質を検証するために、プログラム内部のプログラム構造を分析し、テストケースを設定するテスト手法はどれか。
正解:ホワイトボックステスト
要点:内部構造からケースを作るのがホワイトボックス、仕様からがブラックボックス
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造や分岐・ループの流れを分析し、命令や分岐が漏れなく実行されるようにテストケースを設計する手法である。これに対しブラックボックステストは内部を見ず、入力と出力の関係すなわち仕様どおりかを確認する。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問46(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。