フラッシュメモリとウェアレベリングとは?
フラッシュメモリとウェアレベリングとは、フラッシュメモリは電気的に一括消去できる不揮発性メモリで、読み書きはページ単位、消去はより大きなブロック単位という非対称な特性を持つ。書き換え回数に上限があるため、特定領域への書き込み集中を避けて全体へ均等に分散させる制御がウェアレベリングである。
ITパスポートの過去問では16回出題されています(2009年度〜2025年度)。
ふらっしゅめもりとうぇありべりんぐ
フラッシュメモリとウェアレベリングの意味
フラッシュメモリは電気的に一括消去できる不揮発性メモリで、読み書きはページ単位、消去はより大きなブロック単位という非対称な特性を持つ。書き換え回数に上限があるため、特定領域への書き込み集中を避けて全体へ均等に分散させる制御がウェアレベリングである。
フラッシュメモリとウェアレベリングの具体例
SSDでは、論理的には同じ番地への上書きでも、コントローラが物理的には別の空きページへ書き、旧ページを無効として後でまとめて消去する。この整理が追いつかないと書き込み性能が落ちるため、あらかじめ予備領域を確保し、TRIMコマンドで不要ページを通知する。
フラッシュメモリとウェアレベリングは試験でどう引っ掛けられる?
NAND型は大容量・逐次アクセス向きで記憶装置に、NOR型はランダム読み出しが速くプログラム格納に向く、という使い分けを押さえる。またウェアレベリングは寿命を延ばす制御であって、書き換え回数の上限そのものを無くすものではない。SSDは可動部が無く耐衝撃性やアクセス時間で有利だが、書換え寿命があるためHDDの完全な上位互換ではない。ウェアレベリングで物理的な書込み位置が変わるため、単純な上書きではデータの消去が保証されない点も実務上の要注意。
フラッシュメモリとウェアレベリングと関連する用語
フラッシュメモリとウェアレベリングが出た過去問
フラッシュメモリを用いたSSD(Solid State Drive)は、ハードディスクの代わりとして期待されている記憶装置である。このSSDを用いるときに留意す…
正解:書込み回数に上限がある。
要点:SSDはフラッシュメモリの書換え回数に上限がある
SSDに使われるフラッシュメモリは、記憶素子を書き換えるたびに劣化が進み、書換え可能な回数に上限がある。そのため書込みを分散させる制御などで寿命を延ばす工夫が施されている。可動部がないため衝撃に強く、シーク動作もないので断片化の影響は磁気ディスクほど大きくない。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)フラッシュメモリに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:記憶内容の保持に電力供給を必要としない。
要点:フラッシュメモリは電源不要で内容を保つ不揮発性メモリ
フラッシュメモリは電気的に書換えができる不揮発性の半導体メモリで、電源を切っても記憶内容が保たれる。小型で衝撃に強いため、メモリカードやUSBメモリ、SSDなど幅広く使われている。一度しか書き込めないメモリや、レーザ光を用いる光ディスクとは仕組みが異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問81(IPA)媒体①〜⑤のうち、不揮発性の記憶媒体だけを全て挙げたものはどれか。①DRAM ②DVD ③SRAM ④磁気ディスク ⑤フラッシュメモリ
正解:②, ④, ⑤
要点:DRAM・SRAMは揮発性、光/磁気ディスクとフラッシュメモリは不揮発性
不揮発性とは電源を切っても記録内容が保持される性質である。光ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリはいずれも電源が不要で内容を保持する。一方、DRAMとSRAMは主記憶やキャッシュに使われる半導体メモリで、電源を切ると内容が消える揮発性メモリである。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)記憶素子として半導体メモリを用いているものはどれか。
正解:USBメモリ
要点:USBメモリの記憶素子はフラッシュメモリ(半導体)。CD/DVDは光、MDは磁気
USBメモリは、電源を切ってもデータを保持するフラッシュメモリという半導体メモリを記憶素子として使う。他の選択肢は、レーザ光で記録面のピットや反射率の違いを読み取る光ディスク、あるいは磁気を利用する記録媒体であり、いずれも半導体メモリではない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問61(IPA)DRAM, ROM, SRAM, フラッシュメモリのうち、電力供給が途絶えても内容が消えない不揮発性メモリはどれか。
正解:ROMとフラッシュメモリ
要点:不揮発性はROMとフラッシュ、DRAM・SRAMは揮発性
不揮発性メモリは電源を切っても記憶内容が保持されるもので、ROMとフラッシュメモリがこれにあたる。一方、主記憶に使われるDRAMやキャッシュに使われるSRAMは揮発性で、電力供給が止まると内容が失われる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問63(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。