プログラム言語・規約・解法の非保護とは?
プログラム言語・規約・解法の非保護とは、著作権法は、プログラムを作るための言語、通信手順などの約束事(規約)、アルゴリズム(解法)そのものは保護の対象外と定めている。保護されるのは、それらを用いて具体的に表現されたソースコードや実行形式のプログラムである。
ITパスポートの過去問では10回出題されています(2009年度〜2025年度)。
ぷろぐらむげんご・きやく・かいほうのひほご
プログラム言語・規約・解法の非保護の意味
著作権法は、プログラムを作るための言語、通信手順などの約束事(規約)、アルゴリズム(解法)そのものは保護の対象外と定めている。保護されるのは、それらを用いて具体的に表現されたソースコードや実行形式のプログラムである。
プログラム言語・規約・解法の非保護の具体例
他社ツールと同じ処理の考え方を参考に、自社で一から書き起こしたプログラムを作る場面。手順の考え方をまねること自体は著作権侵害にならないが、ソースコードを流用すれば侵害になる。特許が成立していないかは別途調査する。
プログラム言語・規約・解法の非保護は試験でどう引っ掛けられる?
アルゴリズムが著作権で保護されないからといって自由に使えるとは限らず、特許権や営業秘密として守られていることがある。逆に、変数名だけ書き換えたコードは実質的に複製とみなされる。
プログラム言語・規約・解法の非保護と関連する用語
プログラム言語・規約・解法の非保護が出た過去問
ファンクションポイント法に関する記述はどれか。
正解:ソフトウェアのもつ機能の数を基に、その規模を見積もる手法
要点:ファンクションポイント法は機能の数と複雑度で規模を見積もる
ファンクションポイント法は、入力・出力・照会・ファイル・外部インタフェースといった利用者から見た機能の数と複雑度を点数化し、その合計からソフトウェアの規模を見積もる手法である。プログラム言語や実装技術に依存せず、要件定義段階でも見積もれる点が特徴である。行数を基にするLOC法や、係数を掛けて工数を求めるCOCOMOとは区別される。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問41(IPA)プログラミングの説明として、適切なものはどれか。
正解:プログラム言語の文法に従って処理手順などを記述し、その処理手順などに誤りがないかを検証する。
要点:プログラミングはコードを書き誤りを検証するまでの工程
プログラミングは、設計された処理手順をプログラム言語の文法に従ってコードとして記述し、コンパイルや単体テスト、デバッグによって手順に誤りがないかを確認する工程である。機能分割や処理手順の図式化は設計工程、結合して動作を検証するのは結合テストの作業にあたる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問49(IPA)著作権法の保護の対象となるものはどれか。
正解:パソコンの取扱説明書
要点:プログラム言語・規約・解法は著作権法の保護対象外
著作権法は思想または感情を創作的に表現したものを保護するため、文章で書かれた取扱説明書は著作物として保護される。一方、著作権法は「プログラム言語・規約(プロトコル)・解法」を保護対象から明文で除外している。工業製品の色や形状そのものはデザインとして意匠権の対象であり、著作権法の守備範囲ではない。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問16(IPA)ファンクションポイント法の説明はどれか。
正解:外部入力や外部出力などの機能の数と難易度を基に開発規模を見積もる。
要点:FP法は機能の数と難易度から開発規模を見積もる
ファンクションポイント法は、外部入力・外部出力・内部論理ファイルといった利用者から見た機能の数を数え、それぞれの難易度に応じた重みを掛け合わせて開発規模を見積もる手法である。プログラム言語に依存しにくく、設計の早い段階でも適用しやすい点が特徴となる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問48(IPA)プロジェクトを進めるためのチーム編成の方法には,作業場所を一か所に集約して全員が集まる方法,作業場所を集約せずにWeb会議やインスタントメッセンジャなどで連絡を…
正解:対象技術者が育児中,海外駐在中などのメンバであっても参画させやすい。
要点:分散チームは場所の制約なく希少人材を集められる
作業場所を集約しない分散型のチーム編成では、通信手段で連携するため物理的な所在地に縛られない。そのため、育児中や海外にいるなど一か所に集まれない人材でも参画でき、希少な技術を持つ技術者を確保しやすい利点がある。対面での打合せのしやすさはむしろ集約する方式の利点である。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問32(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。