マルウェア対策ソフトとは?
マルウェア対策ソフトとは、コンピュータウイルスやワームなどの悪意あるプログラム(マルウェア)を検出・駆除するソフトウェア。既知のマルウェアの特徴と照合するパターンマッチング方式や、挙動を監視するビヘイビア法などで検出する。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2015年度〜2026年度)。
まるうぇあたいさくそふと
マルウェア対策ソフトの意味
コンピュータウイルスやワームなどの悪意あるプログラム(マルウェア)を検出・駆除するソフトウェア。既知のマルウェアの特徴と照合するパターンマッチング方式や、挙動を監視するビヘイビア法などで検出する。
マルウェア対策ソフトの具体例
業務用PCに導入したマルウェア対策ソフトが、ダウンロードしたファイルを既知のウイルス定義と照合し、一致したものを隔離・削除する。
マルウェア対策ソフトは試験でどう引っ掛けられる?
パターンマッチング方式で検出できるのは既知のマルウェアだけで、定義ファイルを最新にしても未知のマルウェアやゼロデイ攻撃は防ぎきれない。「対策ソフトを入れているからOSの更新は不要」も誤りで、OSやアプリの脆弱性そのものは対策ソフトでは塞げない。
マルウェア対策ソフトと関連する用語
マルウェア対策ソフトが出た過去問
PCにおける有害なソフトウェアへの情報セキュリティ対策として、適切なものはどれか。
正解:ウイルス定義ファイルは常に最新に保つ。
要点:ウイルス定義ファイルの最新化が基本的な感染対策
マルウェア対策ソフトは、既知の不正プログラムの特徴を記録した定義ファイルと照合して検出する仕組みが基本であるため、定義ファイルを常に最新に保つことで新しい脅威にも対応できる。OSのビット数やファイルの圧縮、断片化の解消はいずれも性能や保存効率に関わる話で、有害なソフトウェアへの防御にはつながらない。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問68(IPA)a~dのうち,ファシリティマネジメントに関する実施事項として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a コンピュータを設置した建物への入退館の管理 b 社内…
正解:a, d
要点:ファシリティマネジメントは建物や電源など施設環境の管理
ファシリティマネジメントは、建物や設備といった施設環境を最適な状態に保つ活動です。コンピュータを置く建物の入退館管理や、停電に備えた無停電電源装置の設置は施設・設備の管理にあたるためaとdが該当します。マルウェア対策ソフトやライセンスの管理はソフトウェアや情報資産の管理であり、施設管理ではありません。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問46(IPA)情報システムに関する施設や設備を維持・保全するために行うリスク対策のうち、ファシリティマネジメントの観点から行う対策として、適切なものだけを全て挙げたものはどれ…
正解:a, b
要点:ファシリティマネジメントは施設・設備を守る物理的対策
ファシリティマネジメントは、建物・設備・電源・空調といった物理的な施設環境を最適な状態に維持・保全する活動です。設備の所在を秘匿することや、入室者を限定する物理的な入退室管理はこの観点の対策に当たります。マルウェア対策ソフトの導入は情報システム側の技術的対策であり、施設・設備の管理とは区分されます。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問43(IPA)職場のPCに適用する情報セキュリティ対策a〜cのうち、マルウェア対策ソフトの導入のほかに、マルウェア感染を防止するための対策として、適切なものだけを全て挙げたも…
正解:a
要点:感染防止の基本はセキュリティパッチによる脆弱性の解消
マルウェアは脆弱性を突いて侵入することが多いため、OSの修正モジュールを適用して既知の脆弱性をふさぐことは感染防止に直接効く対策である。ハードディスクへのパスワード設定は盗難時の情報漏えい対策、ログインパスワードの強化は不正ログイン対策であり、いずれもマルウェアの侵入自体を防ぐものではない。したがってaだけが該当する。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問83(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。