候補キー・複合キーとは?
候補キー・複合キーとは、候補キーは、テーブルの中で各レコードを一意に識別できる列、またはその候補となりうる列の組み合わせのことであり、その中から実際にテーブルの識別に使う列として選ばれたものが主キーとなる。複合キーは、単独の列だけでは一意性を確保できない場合に、複数の列を組み合わせて一つのキーとして扱うもので、主キーとして複数列を用いる場合にも使われる。例えば「注文明細テーブル」で「注文番号」と「商品番号」の組み合わせによって初めて1件のレコードが特定できるようなケースでは、この2つの列をまとめて複合キーとして設定する。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2009年度〜2023年度)。
こうほキー・ふくごうキー
候補キー・複合キーの意味
候補キーは、テーブルの中で各レコードを一意に識別できる列、またはその候補となりうる列の組み合わせのことであり、その中から実際にテーブルの識別に使う列として選ばれたものが主キーとなる。複合キーは、単独の列だけでは一意性を確保できない場合に、複数の列を組み合わせて一つのキーとして扱うもので、主キーとして複数列を用いる場合にも使われる。例えば「注文明細テーブル」で「注文番号」と「商品番号」の組み合わせによって初めて1件のレコードが特定できるようなケースでは、この2つの列をまとめて複合キーとして設定する。
候補キー・複合キーの具体例
「受講テーブル」で、1人の学生が複数の講座を受講できる場合、「学生ID」と「講座ID」の組み合わせを複合キーとして、どの学生がどの講座を受講したかを一意に特定する。
候補キー・複合キーは試験でどう引っ掛けられる?
主キーは1列とは限らず、複数列の組み合わせ(複合キー)を主キーとして設定できる点を見落としやすい。
候補キー・複合キーと関連する用語
候補キー・複合キーが出た過去問
関係データベースの主キーに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:一つの表において、複数の項目を組み合わせて主キーとしてもよい。
要点:主キーは重複・NULL不可、複数項目の組合せも可
主キーは表の各行を一意に識別するための項目であり、値が重複してはならず、空値(NULL)も許されない。単一の項目で一意に定まらない場合には、複数の項目を組み合わせて主キーとすることができ、これを複合キーと呼ぶ。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問84(IPA)関係データベースの主キーに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:主キーの値として、NULLをもつことができない。
要点:主キーは重複もNULLも許されない
主キーは行を一意に識別するための列であるから、重複した値を持てず、値が存在しないことを表すNULLも許されない。これを実体整合性という。複数の列を組み合わせて主キーとすることは可能(複合キー)で、表同士の関係付けには外部キーも用いられる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問64(IPA)〔中問A・テクノロジ〕入退室許可表のレコードを一意に決めるための主キーとして、適切なものはどれか。ここで、下線は主キーを表す。
正解:社員番号(下線)、区画番号(下線)、許可区分
要点:一意に定まらないときは複数列を組み合わせた複合キーにする
入退室許可表は、ある社員が、ある区画について入室を許されているかを表す。1人の社員が複数の区画に許可を持ち、1つの区画に複数の社員が許可を持つため、社員番号だけでも区画番号だけでも行を一意に特定できない。両方を組み合わせた複合キーが主キーとなり、許可区分はその組合せによって決まる属性である。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問86(IPA)関係データベースで管理された"会員管理"表を正規化して、"店舗"表、"会員種別"表及び"会員"表に分割した。"会員"表として、適切なものはどれか。ここで、表中の…
正解:会員番号(主キー), 店舗コード(主キー), 会員名, 会員種別コード
要点:番号が単位ごとに振り直されるなら複合キーで識別する
会員番号は店舗ごとに付け直されるため、会員番号だけでは一人に絞り込めず、店舗コードと組み合わせて初めて主キーになります。したがって会員表には店舗コードが必要です。また会員種別名は会員種別表へ移すので、会員表には会員種別コードだけを残します。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)関係データベースの主キーの設定に関する記述として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 値が他のレコードと重複するものは主キーとして使用できない。 b …
正解:a, d
要点:主キーは値が一意であればよく、複数項目の組合せでもよい
主キーは行を一意に識別するための項目なので、値が重複するものは使えません。また、複数の項目を組み合わせた複合キーとして構成することもできます。データ型は数値に限られず、インデックスとの併用も問題ありません。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問78(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。