生産方式とは?
生産方式とは、セル生産方式は、少人数(あるいは1人)が複数工程を担当して製品を組み立てる方式で、多品種少量生産に柔軟に対応できる。ライン生産方式は工程を分業し、大量生産の効率に優れる。
ITパスポートの過去問では11回出題されています(2009年度〜2026年度)。
せいさんほうしき
生産方式の意味
セル生産方式は、少人数(あるいは1人)が複数工程を担当して製品を組み立てる方式で、多品種少量生産に柔軟に対応できる。ライン生産方式は工程を分業し、大量生産の効率に優れる。
生産方式の具体例
コンカレントエンジニアリングは、設計・製造・調達などの工程を部門横断で並行して進め、開発期間を短縮する手法。
生産方式は試験でどう引っ掛けられる?
セルとラインを逆にしない。多品種少量・仕様変更への柔軟さがセル生産、少品種大量の効率がライン生産。またセル生産は作業者が複数工程を受け持つため多能工の育成が前提で、分業による習熟(単能工)はライン側の考え方。
生産方式と関連する用語
生産方式が出た過去問
ジャストインタイム生産方式を説明したものはどれか。
正解:必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式
要点:JITは必要な物を必要なときに必要な量だけ作り在庫を減らす
ジャストインタイム(JIT)生産方式は、必要な物を必要なときに必要な量だけ生産・供給することで、工程間の中間在庫やムダを徹底的に減らす考え方である。かんばん方式などで後工程が使った分だけ前工程が作る仕組みが代表例である。セル生産、受注生産、見込生産はいずれも別の生産方式を指す。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問28(IPA)ベルトコンベア方式による分業型の流れ作業ではなく,一人又は少人数で最初の工程から最後の工程までを担当する多品種少量生産向きの生産方式はどれか。
正解:セル生産方式
要点:セル生産は少人数が全工程を担当し多品種少量に強い
セル生産方式は、1人または少人数の作業者が「セル」と呼ばれる作業区画で、組立の最初から最後までを一貫して担当する方式である。工程の分割やラインの組替えが少なくて済むため、製品の切替えに柔軟に対応でき、多品種少量生産に向く。対照的にライン生産方式は工程を細分化した流れ作業で、少品種大量生産に適する。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問19(IPA)技術を理解している者が企業経営について学び、技術革新をビジネスに結びつけようとする考え方はどれか。
正解:MOT
要点:MOTは技術革新を事業価値へ結び付ける技術経営
MOT(Management of Technology、技術経営)は、技術者や技術を理解する人材が経営の視点を身に付け、研究開発の成果を事業価値へ転換していく考え方である。技術シーズを持つだけでは収益にならないという問題意識から生まれた概念で、他の略語はいずれも生産方式や人材育成、品質管理に関するもの。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問8(IPA)工程間の仕掛品や在庫を削減するために、必要なものを必要なときに必要な数量だけ後工程に供給することを目的として、全ての工程が後工程からの指示や要求に従って生産する…
正解:ジャストインタイム生産方式
要点:JITは後工程引取りで必要な分だけ作り在庫を減らす
ジャストインタイム生産方式は、必要なものを必要なときに必要なだけ作ることで、工程間の仕掛品や在庫を最小に抑える方式である。後工程が使った分だけ前工程が補充する後工程引取りの考え方を取り、かんばんなどの指示で運用される。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問25(IPA)PCの生産などに利用されるBTOの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:製品を完成品ではなく部品の形で保存しておき、顧客の注文を受けてから、注文内容に応じた製品を組み立てる。
要点:BTOは受注後に部品から組み立てる受注生産方式
BTO(Build To Order)は受注生産方式のことで、あらかじめ部品の状態で在庫しておき、注文が入ってからその仕様どおりに組み立てて出荷する。完成品在庫を抱えずに済み、顧客ごとの構成の違いにも対応できるため、PCの販売などで採用されている。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。