管理図・チェックシートとは?
管理図・チェックシートとは、管理図は工程が統計的に安定した状態(管理状態)にあるかどうかを、時系列の測定値と上限・下限の管理限界線で示すグラフ。チェックシートは、あらかじめ決めた項目に沿ってデータや点検結果を記録・集計するための表形式のシート。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2009年度〜2021年度)。
かんりず・ちぇっくしーと
管理図・チェックシートの意味
管理図は工程が統計的に安定した状態(管理状態)にあるかどうかを、時系列の測定値と上限・下限の管理限界線で示すグラフ。チェックシートは、あらかじめ決めた項目に沿ってデータや点検結果を記録・集計するための表形式のシート。
管理図・チェックシートの具体例
管理図で製品寸法を継続的にプロットし、管理限界線を外れた点があれば異常発生のサインとして原因調査を行う。チェックシートで不良の種類ごとの発生件数を日々記録する。
管理図・チェックシートは試験でどう引っ掛けられる?
管理限界線を規格値(仕様の上下限)と混同しないこと。管理限界はばらつきから統計的に算出した線で、規格内でも管理限界を外れれば異常と判断する。チェックシートは記録用で分析結果を示す図ではない。
管理図・チェックシートと関連する用語
管理図・チェックシートが出た過去問
時間を横軸にし、タスクを縦軸に取って所要期間に比例した長さで表した工程管理図はどれか。
正解:ガントチャート
要点:ガントチャートは作業期間を横棒で示す工程管理図
ガントチャートは、縦軸に作業(タスク)、横軸に時間を取り、各作業の開始から終了までを所要期間に比例した長さの横棒で示す工程管理図である。予定と実績を並べて示せるため進捗の把握に向く。作業の順序関係や最長経路を扱うのはアローダイアグラム、データ構造を表すのはE-R図である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問50(IPA)企業の内部監査の一環で実施されるシステム監査の内容として、適切なものはどれか。
正解:システム部門以外の者が、システム部門での業務がルールどおりに実施されているかを、チェックシートを使用して確認した。
要点:システム監査は独立した立場の者が点検・評価する
システム監査は、監査対象から独立した立場の者が、情報システムに関わる業務が基準どおり適切に行われているかを点検・評価する活動である。内部監査であっても、監査される部門とは別の立場から実施することで客観性が保たれる。自部門による自己点検や、日常業務としての棚卸しは監査とは呼べない。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)品質管理において、測定値の存在する範囲を幾つかの区間に分け、各区間に入るデータの度数を棒グラフで表したものはどれか。
正解:ヒストグラム
要点:ヒストグラムは測定値を区間に分けて度数を柱で示す分布の図
ヒストグラムは、測定値の範囲をいくつかの区間(階級)に区切り、各区間に入るデータの個数を柱の高さで表したグラフである。分布の中心や広がり、偏りの有無を視覚的につかめる。管理図は時系列で工程の安定性を見る図、特性要因図は原因を魚の骨状に整理する図、パレート図は項目を件数の多い順に並べて累積比率を示す図である。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問32(IPA)同一難易度の複数のプログラムから成るソフトウェアのテスト工程での品質管理において、各プログラムの単位ステップ数当たりのバグ数をグラフ化し、上限・下限の限界線を超…
正解:管理図
要点:管理図は管理限界線を外れた値から異常を見つける図
管理図は、測定値を時系列などで打点し、中心線と上下の管理限界線を引いて、限界を外れた点やかたよりから異常を見つける図である。プログラムごとのステップ数当たりのバグ数を打点し、限界線を超えたものを異常と判定する用途に合致する。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問40(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。