自家発電装置とは?
自家発電装置とは、商用電源が長時間止まったときに、燃料を使って自前で発電し、設備への給電を続ける装置。起動から定格運転まで数十秒かかるため、その間はUPSが電力を担う。長時間停電への備えという役割分担がFEの出題ポイント。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2014年度〜2018年度)。
じかはつでんそうち
自家発電装置の意味
商用電源が長時間止まったときに、燃料を使って自前で発電し、設備への給電を続ける装置。起動から定格運転まで数十秒かかるため、その間はUPSが電力を担う。長時間停電への備えという役割分担がFEの出題ポイント。
自家発電装置の具体例
落雷で地域一帯が停電した際、UPSが10分間サーバを支えている間にディーゼル発電機が起動し、以後は燃料タンクの容量が続く72時間にわたりデータセンターへ給電を継続する。燃料の補給計画も運用の一部になる。
自家発電装置は試験でどう引っ掛けられる?
UPSと役割を取り違えやすい。UPSは「瞬時に切り替わるが持続時間は短い」、自家発電装置は「起動に時間はかかるが長時間持つ」。両者は排他ではなく組み合わせて使うのが基本構成。
自家発電装置と関連する用語
自家発電装置が出た過去問
情報システムの安全性を維持・保全するための施策のうち、情報システム設備の施策に該当するものはどれか。
正解:自家発電装置を設置する。
要点:自家発電装置の設置は設備面の安全対策
設備面の施策とは、建物や電源、空調など情報システムを支える物理的な環境に対する対策を指す。停電時にも稼働を続けられるようにする自家発電装置の設置がこれに当たる。バックアップの取得や暗号化は運用・技術面の対策、自動起動の仕組みはソフトウェアによる運用の工夫である。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問45(IPA)情報システムの施設や設備を維持・保全するファシリティマネジメントの施策として,適切なものはどれか。
正解:自家発電装置の適切な発電可能時間を維持するために,燃料の補充計画を見直す。
要点:ファシリティマネジメントは建物・電源など設備の維持保全
ファシリティマネジメントは、建物・電源設備・空調・入退室設備といった施設や設備を、安全かつ効率的に維持・保全する活動である。自家発電装置が想定どおりの時間だけ稼働できるよう燃料の補充計画を見直すことは、設備の維持管理そのものであり、この領域に該当する。ソフトウェア資産の管理や端末の設定、通信の防御は、情報資産管理やセキュリティ対策の領域になる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問53(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。