UPS(無停電電源装置)とは?
UPS(無停電電源装置)とは、停電が発生した際に、内蔵バッテリーなどから一時的に電力を供給し、システムの急な停止を防ぐ、あるいは安全にシャットダウンする時間を確保するための装置。
ITパスポートの過去問では9回出題されています(2010年度〜2023年度)。
ゆーぴーえす
UPS(無停電電源装置)の意味
停電が発生した際に、内蔵バッテリーなどから一時的に電力を供給し、システムの急な停止を防ぐ、あるいは安全にシャットダウンする時間を確保するための装置。
UPS(無停電電源装置)の具体例
停電が発生した瞬間にUPSがバッテリー電源へ自動的に切り替わり、その間にサーバーを正常な手順でシャットダウンする。
UPS(無停電電源装置)は試験でどう引っ掛けられる?
停電中ずっと電力を供給し続ける装置ではなく、供給できるのは数分から数十分程度。安全に終了させるか、自家発電装置に切り替えるまでの時間を稼ぐのが役目で、長時間の給電は自家発電装置の役割と区別する。雷サージを吸収する保安器とも役割が異なる。
UPS(無停電電源装置)と関連する用語
UPS(無停電電源装置)が出た過去問
業務用サーバの停電対策として導入予定の自家発電設備は、停電を感知してから安定した電源供給が得られるまでに1分かかる。その1分間のサーバ用電源を確保するために必要…
正解:UPS
要点:UPSは停電時に一定時間の電力を供給する
UPS(無停電電源装置)は内部の蓄電池により、停電が起きても一定時間だけ電力を供給し続ける装置である。自家発電が立ち上がるまでの空白時間を埋めたり、安全にシャットダウンする時間を確保したりする目的で使われる。他の選択肢はいずれも電源供給とは無関係の装置・仕組みである。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問43(IPA)無停電電源装置の利用方法に関する説明のうち,適切なものはどれか。
正解:コンピュータに対して停電時に電力を一時的に供給したり,瞬間的な電圧低下の影響を防いだりするために利用する。
要点:UPSは安全に停止するまでの一時給電と電圧変動の保護
UPS(無停電電源装置)は内蔵バッテリによって、停電が起きた際に短時間だけ電力を供給し続ける装置である。目的は電力供給の肩代わりそのものではなく、安全にシステムを停止させたり自家発電に切り替えたりする時間を稼ぐこと、および瞬時電圧低下やノイズからの保護にある。長時間の電力供給は自家発電設備の役割である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問43(IPA)A社の内部監査人が同社の事業継続計画(BCP)についてシステム監査を行った。システム監査の指摘事項として、コンピュータ電源のバックアップ対策において、システム運…
正解:システム運用部門長
要点:監査指摘の改善責任は対象を管理する部門の長にある
システム監査で指摘された事項は、その対象業務を管理している部門が責任をもって改善する。無停電電源装置はシステム運用部門が管理しているため、バッテリーの劣化に対する改善の実施責任はその部門の長にある。監査人は独立性を保つ立場であり、自ら改善を実施することはない。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問40(IPA)システムの一部に障害が発生した場合でも,正常に処理を実行することができる施策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 ① HDDをミラーリングで構成する…
正解:①,④
要点:障害時も止めない鍵は機器・電源・経路の冗長化
一部の故障があっても処理を続けるには、機器や経路を二重化して予備に引き継げるようにしておくことが有効である。HDDのミラーリングは片方が壊れてももう一方で処理を続けられ、無停電電源装置による電源の多重化も停電時の稼働継続に役立つ。保守の削減は故障の発見を遅らせ、冗長回線の1本化は経路の予備を失うので逆効果である。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問67(IPA)システム開発のための施設・設備を維持・保全するために、次のことを計画し、実施する活動として、適切なものはどれか。 プロジェクトルームの中に、テストデータの機密性…
正解:ファシリティマネジメント
要点:施設・設備の維持保全と執務環境の整備はファシリティ管理
ファシリティマネジメントは、建物・設備・執務環境といった施設全般を経営資源として捉え、安全性や快適性、効率を保つように計画・管理する活動である。入退室管理のための区画設置や、停電に備えた無停電電源装置の設置はこれに該当する。アセットマネジメントは資産全般の運用管理、環境・品質のマネジメントシステムはそれぞれ環境負荷や製品品質を対象とする枠組みである。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問48(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。