データセンタとは?
データセンタとは、サーバやネットワーク機器を集約して収容し、電源・空調・耐震・防火・入退室管理などの設備によって安定稼働と物理的セキュリティを確保する施設。
ITパスポートの過去問では10回出題されています(2009年度〜2018年度)。
でーたせんた
データセンタの意味
サーバやネットワーク機器を集約して収容し、電源・空調・耐震・防火・入退室管理などの設備によって安定稼働と物理的セキュリティを確保する施設。
データセンタの具体例
データセンタは試験でどう引っ掛けられる?
ハウジングとホスティングの取り違えが定番。ハウジング(コロケーション)は場所と設備だけを貸し、機器は顧客の所有物。ホスティングは事業者の機器を貸す——誰が機器を持つかが分岐点。またデータセンタの設備投資は可用性を支えるが、アプリケーション障害やオペレーションミスによる停止は防げない(施設の冗長化=サービスの可用性、ではない)。
データセンタと関連する用語
データセンタが出た過去問
ハウジングサービスについて説明したものはどれか。
正解:サービス提供事業者が、利用者の通信機器やサーバを自社の建物内に設置し運用するサービス
要点:ハウジングは自前の機器を事業者の施設に置く預かり型
ハウジングサービスは、利用者が所有するサーバや通信機器を事業者のデータセンタに預かり、電源・空調・回線・耐震などの設備と運用環境を提供するものである。機器の所有者が利用者側にある点が特徴で、事業者が自社の機器を貸し出すホスティングサービスとは所有関係が逆になる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問6(IPA)災害による事業中断へのリスク対策として、データセンタを関東と関西の2か所に設置することとした。このリスク対策は、リスクマネジメントにおける四つのリスク対応のうち…
正解:低減
要点:拠点の分散配置は影響を小さくするリスク低減策
データセンタを地理的に離れた2か所へ分散すると、一方が被災してももう一方で業務を続けられるため、事業中断による損害の大きさや発生確率を小さくできる。損失を保険などで他者に移すのでも、事業をやめて危険源を無くすのでもないので、リスク低減にあたる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問30(IPA)ハウジングサービスを利用することによって得られる効果として、最も適切なものはどれか。
正解:自社サーバによるサービス提供に必要なネットワークや施設に関する費用を低減することができる。
要点:ハウジングは自社サーバを預け施設費用を抑える
ハウジングサービスは、事業者の用意した設備の一角を借りて、利用者が自分で用意したサーバ機器を設置・運用するサービスである。電源や空調、耐震設備、回線といった施設面を事業者が提供するため、自前でデータセンタ相当の環境を整える費用を抑えられる。サーバ機器そのものやアプリケーションは利用者側の資産であり続ける点が、ホスティングやASPとの違いである。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問22(IPA)A社はB社に対してハウジングサービスを提供している。A社とB社の役割分担として適切なものはどれか。
正解:サーバなどの機器の所有:B社/機器の設置施設の所有:A社/アプリケーションソフトウェアの開発:B社/システムの運用:B社
要点:ハウジングは場所貸し(機器は利用者)、ホスティングは機器ごと貸す
ハウジングサービスは、事業者が用意した施設(データセンタ)の場所・電源・回線を貸し、利用者は自分で用意した機器をそこに設置する形態である。したがって設置施設は提供側のA社が所有し、機器の所有・アプリケーションの開発・運用は利用側のB社が担う。機器まで事業者が用意する形態はホスティングサービスと呼ばれ、区別が問われやすい。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問23(IPA)データセンタなどの施設において、複数の機器類の保守性や設置効率を高めるために使用するものはどれか。
正解:サーバラック
要点:サーバラックは機器を集約して設置効率と保守性を高める
サーバラックは、サーバやネットワーク機器を規格化された寸法で段積みに収納する筐体である。機器を集約して設置面積を節約でき、配線の整理や機器の抜き差しも容易になるため、設置効率と保守性の向上に役立つ。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問46(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。