Cookieとは?
Cookieは、Webサーバが利用者のブラウザに送り込んで一時的に保存させる小さなデータのことである。HTTP通信自体は本来やり取りごとに独立していて利用者を識別できないが、Cookieに会員IDやログイン状態などの情報を保存しておくことで、Webサイト側は同じ利用者が再度アクセスしてきたことを認識できるようになる。ネット通販サイトのログイン状態の保持やショッピングカートの内容の一時保存、閲覧履歴に基づく広告表示などに利用される一方、第三者によるCookieの悪用はプライバシー上の懸念点として扱われることもある。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2010年度〜2017年度)。
クッキー
Cookieの意味
Cookieは、Webサーバが利用者のブラウザに送り込んで一時的に保存させる小さなデータのことである。HTTP通信自体は本来やり取りごとに独立していて利用者を識別できないが、Cookieに会員IDやログイン状態などの情報を保存しておくことで、Webサイト側は同じ利用者が再度アクセスしてきたことを認識できるようになる。ネット通販サイトのログイン状態の保持やショッピングカートの内容の一時保存、閲覧履歴に基づく広告表示などに利用される一方、第三者によるCookieの悪用はプライバシー上の懸念点として扱われることもある。
Cookieの具体例
ネット通販サイトで一度ログインすると、次にサイトを訪れたときも再ログインせずに購入履歴やカートの中身が保持されている。
Cookieは試験でどう引っ掛けられる?
Cookieはサーバー側ではなく利用者のブラウザ(クライアント側)に保存される点、また個人情報そのものではなく識別用の情報であることが多い点に注意が必要である。
Cookieと関連する用語
Cookieが出た過去問
Webで使用されるCookieに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:アクセスしてきたブラウザに、Webサーバからの情報を一時的に保存する仕組みである。
要点:Cookieはブラウザ側に情報を保存し状態を保つ
Cookieは、Webサーバが利用者のブラウザに小さなデータを預けて保存させ、次回以降のアクセス時に送り返させる仕組みである。これによりログイン状態の維持や買い物かごの内容保持など、本来状態をもたないHTTP通信で継続的なやり取りが実現できる。表示形式の指定や暗号化とは役割が異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問59(IPA)クロスサイトスクリプティングに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:Webサイトの運営者が意図しないスクリプトを含むデータであっても、利用者のブラウザに送ってしまう脆弱性を利用する。
要点:XSSは入力の未検査を突き他人のブラウザでスクリプトを実行させる
クロスサイトスクリプティングは、利用者の入力をそのままWebページに表示してしまうサイトの弱点を突き、悪意あるスクリプトを別の利用者のブラウザ上で実行させる攻撃である。これによりCookieの盗み出しや偽の入力画面の表示などが起こる。OSコマンドの注入やパスワードの使い回しを狙う攻撃、正体を偽るソフトとは仕組みが異なる。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)Webサイトによっては、ブラウザで閲覧したときの情報を、ブラウザを介して閲覧者のPCに保存することがある。以後このWebサイトにアクセスした際は保存された情報を…
正解:Cookie
要点:Cookieはサイトがブラウザ経由で端末に残す情報の仕組み
Cookieは、Webサーバがブラウザを介して閲覧者の端末に小さなデータを保存させ、次回以降のアクセス時にそれを送り返させる仕組みである。ログイン状態の保持や買い物かごの内容の引き継ぎなどに使われる。SQLはデータベース操作の言語、URLは所在を示す表記、XMLはデータ記述の書式であり、いずれも端末側に情報を保存する仕組みではない。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問79(IPA)クロスサイトスクリプティングなどの攻撃で、Cookieが漏えいすることによって受ける被害の例はどれか。
正解:Webサービスのアカウントを乗っ取られる。
要点:Cookie漏えいはセッション悪用によるなりすましを招く
Cookieにはログイン状態を保持するためのセッション情報が含まれることがある。これを攻撃者に盗まれると、正規の利用者としてWebサービスに接続できてしまい、アカウントを乗っ取られる被害につながる。いわゆるセッションハイジャックである。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問91(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。