NFCとは?
NFCとは、数センチ程度のごく近距離で機器同士が無線通信を行う技術規格。RFIDの一種で、通信距離が短いことがセキュリティ上の利点(離れた場所から不正に読み取られにくい)とされる。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2013年度〜2019年度)。
えぬえふしー
NFCの意味
数センチ程度のごく近距離で機器同士が無線通信を行う技術規格。RFIDの一種で、通信距離が短いことがセキュリティ上の利点(離れた場所から不正に読み取られにくい)とされる。
NFCの具体例
スマートフォンを専用端末にかざして支払いを行うタッチ決済や、交通系ICカードの読み取りにNFC技術が使われている。
NFCは試験でどう引っ掛けられる?
通信距離での区別が定番で、NFCは数センチ、Bluetoothは数メートル以上届く。距離が短いぶん盗み読まれにくいだけで、絶対に読み取られないわけではない。RFIDという広い技術の一種という関係も押さえる。
NFCと関連する用語
NFCが出た過去問
携帯電話機や家電などで用いられる無線通信の標準化規格であるBluetoothの活用事例はどれか。
正解:1台の家庭用ゲーム機に、2個のコントローラを無線で接続する。
要点:Bluetoothは周辺機器をつなぐ数メートル級の近距離無線
Bluetoothは数メートル程度の近距離を電波で結ぶ無線通信の規格で、周辺機器どうしをケーブルなしで接続する用途に使われる。ゲーム機とコントローラの無線接続はその典型例である。衛星測位はGPS、二次元コードの読取りはカメラによる光学的読取り、交通系ICカードは近距離無線通信(NFC/RFID)の技術で、いずれもBluetoothとは別の仕組み。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)次のうち,通信可能な最大距離が最も短いものはどれか。
正解:NFC
要点:通信距離はNFC<IrDA<Bluetooth<Wi-Fi
NFCは数センチ程度の至近距離でのみ通信する近距離無線技術で、交通系ICカードや電子マネーのように「かざす」使い方を前提としている。IrDAは数十センチから1メートル程度、Bluetoothは数メートルから十数メートル、Wi-Fiはさらに広い範囲を対象とするため、NFCが最も短い。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問90(IPA)NFCに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:10cm程度の近距離での通信を行うものであり、ICカードやICタグのデータの読み書きに利用されている。
要点:NFCは10cm程度の近距離無線。ICカード等に使う
数センチから10センチ程度のごく近い距離でデータをやり取りする近距離無線通信の規格で、非接触型ICカードや電子マネー、ICタグの読み書きに使われている。かざすだけで通信が始まり、距離が極端に短いことが結果として盗聴されにくさにもつながっている。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問66(IPA)NFCに準拠した無線通信方式を利用したものはどれか。
正解:交通系のIC乗車券による改札
要点:NFCは数センチの近距離無線、IC乗車券やかざす決済に使う
NFCは10cm程度のごく近距離で通信する非接触の無線通信規格で、ICカードをかざして使う用途が代表例である。交通系ICカードによる自動改札はこの方式を利用している。ETCはより遠い距離を扱うDSRC、リモコンは赤外線、カーナビの測位は衛星測位と、いずれも別の方式である。
出典:令和1年度 春期 ITパスポート試験 問93(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。