TOB・MBOとは?
TOB・MBOとは、TOB(株式公開買付け)は、買付価格・株数・期間を公告して市場外で不特定多数の株主から株式を買い集める方法。MBO(マネジメントバイアウト)は、経営陣が自社の株式や事業を買い取って経営権を取得する手法で、M&Aの一形態である。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2010年度〜2014年度)。
てぃーおーびー・えむびーおー
TOB・MBOの意味
TOB(株式公開買付け)は、買付価格・株数・期間を公告して市場外で不特定多数の株主から株式を買い集める方法。MBO(マネジメントバイアウト)は、経営陣が自社の株式や事業を買い取って経営権を取得する手法で、M&Aの一形態である。
TOB・MBOの具体例
経営陣が短期的な株価変動に左右されず長期の構造改革を進めるため、投資ファンドと組んでTOBを行い自社株を買い集め、上場を廃止して非公開化する。事業部門を切り出して従業員が買い取る場合はEBOと呼ぶ。
TOB・MBOは試験でどう引っ掛けられる?
TOBは「敵対的」とは限らず、対象企業の同意を得た友好的なものも多い。MBOは買い手が現経営陣である点が要件で、他社が買収する一般のM&Aとは主体が異なる。用語の主語を取り違えないこと。
TOB・MBOと関連する用語
TOB・MBOが出た過去問
TOBの説明として、適切なものはどれか。
正解:買付け価格と期間を公表し、不特定多数の株主から株式を買い集めること
要点:TOBは価格と期間を公表して株式を買い集める手法
TOB(Take Over Bid、株式公開買付け)は、買付価格・買付株数・買付期間をあらかじめ公告し、市場外で不特定多数の株主から株式を買い集める手法である。買収や子会社化を目的に用いられ、株主に平等な売却機会を与えるため手続が法律で定められている。自社株買いや経営陣による買収とは主体・目的が異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問17(IPA)事業の再編などに用いられるMBOの説明として、適切なものはどれか。
正解:経営者が、自社の株式の大半を買い取ることで経営権を取得する。
要点:MBOは経営陣による自社買収。経営権を自ら取得する事業再編手法
MBO(Management Buyout)は、その会社の経営陣が自社の株式や事業部門を買い取って経営権を握る手法である。親会社からの事業の切り出しや、上場を廃止して経営の自由度を高める場面などで使われる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)TOBの説明として、適切なものはどれか。
正解:買付の期間、株数、価格などを公表して、市場外で特定企業の株式を買い付けること
要点:TOBは条件を公告して市場外で株式を買い集める公開買付け
TOB(株式公開買付け)は、買付価格・株数・期間などを事前に公告し、取引所を通さずに不特定多数の株主から株式を買い集める方法である。経営権の取得を目的とした買収の手段として使われ、条件が公開されるため既存株主も応じるかどうかを判断できる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問26(IPA)M&Aの手段の一つであるMBOに該当するものはどれか。
正解:経営陣による自社の買収
要点:MBOは経営陣が自社を買い取って経営権を得る手法
MBO(Management Buyout)は、その企業の経営陣が自社の株式や事業部門を買い取って経営権を取得する手法である。上場廃止による意思決定の迅速化や、親会社からの事業の切り離しなどの場面で用いられる。買い手が当該企業の経営陣自身である点が特徴である。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問6(IPA)TOBの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:経営権の取得や資本参加を目的として、買い取りたい株数、価格、期限などを公告して不特定多数の株主から株式市場外で株式を買い集めること
要点:TOBは条件を公告して市場外で株式を買い集める
TOB(株式公開買付け)は、買付価格・買付予定株数・期間などをあらかじめ公告したうえで、取引所を通さずに不特定多数の株主から直接株式を買い集める手続である。経営権の取得や資本参加を目的として行われ、条件が公開されるため既存株主が売却を判断できる点に特徴がある。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。