カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)とは?
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)とは、ホワイトボックステストでテストがプログラムをどれだけ実行したかを示す網羅率。命令網羅は全命令を1回以上、判定条件網羅(分岐網羅)は各判定の真偽双方を、条件網羅は各条件式の真偽を通す。強さと必要ケース数がトレードオフになる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
かばれっじ
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)の意味
ホワイトボックステストでテストがプログラムをどれだけ実行したかを示す網羅率。命令網羅は全命令を1回以上、判定条件網羅(分岐網羅)は各判定の真偽双方を、条件網羅は各条件式の真偽を通す。強さと必要ケース数がトレードオフになる。
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)の具体例
安全性に関わる制御部分は判定条件網羅100%を完了基準に据え、画面表示のような影響の小さい部分は命令網羅で妥協する。基準を一律に決めず、モジュールの重要度で段階を分けて工数を配分するのが現実的な設計判断になる。
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)は試験でどう引っ掛けられる?
命令網羅100%でも分岐の偽側を通っていない場合がある。また条件網羅は判定条件網羅を必ずしも包含しない。カバレッジが高くても仕様の抜け(書かれていない機能)は検出できず、ブラックボックス側の技法が別に要る。
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)と関連する用語
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)が出た過去問
あるプログラムについて、流れ図で示される部分に関するテストを、命令網羅で実施する場合、最小のテストケース数は幾つか。ここで、各判定条件は流れ図に示された部分の先…
正解:3
要点:命令網羅の最小回数は分岐数が最大の段の本数
命令網羅は、すべての命令(処理)を少なくとも1回は実行するテストケースを用意する基準である。この流れ図は、分岐が3本・2本・3本の判定を縦に3段つないだ構造なので、1回の実行で各段の枝を1本ずつ通ることになる。したがって分岐数が最も多い段(3本)を消化できるだけの回数、すなわち3回で全ての処理を1回以上実行でき、これが最小のテストケース数となる。
出典:令和3年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。