命題論理と真理値表とは?
命題論理と真理値表とは、「真」か「偽」のいずれかに定まる文(命題)を対象に、論理演算の組み合わせでできる複合命題の真偽を、すべての入力パターンについて一覧表にしたものが真理値表。論理式の等価性の確認や、論理回路の動作検証に使われる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2018年度〜2023年度)。
めいだいろんりとしんりちひょう
命題論理と真理値表の意味
「真」か「偽」のいずれかに定まる文(命題)を対象に、論理演算の組み合わせでできる複合命題の真偽を、すべての入力パターンについて一覧表にしたものが真理値表。論理式の等価性の確認や、論理回路の動作検証に使われる。
命題論理と真理値表の具体例
「A→B」(AならばB)という命題は、Aが偽のときは常に真になるという直感に反する性質があり、真理値表を書いて確認すると理解しやすい。
命題論理と真理値表は試験でどう引っ掛けられる?
「AならばB」はAが偽ならBの真偽に関わらず真になる。この行の見落としが定番の誤り。逆・裏・対偶のうち元の命題と必ず真偽が一致するのは対偶だけ。入力がn個なら真理値表の行数は2のn乗になる。
命題論理と真理値表と関連する用語
命題論理と真理値表が出た過去問
1桁の2進数A, Bを加算し、Xに桁上がり、Yに桁上げなしの和(和の1桁目)が得られる論理回路はどれか。
正解:論理回路ア
1桁の2進数2つを加算する回路は半加算器であり、桁上げ(キャリー)Xは両方が1のときだけ1になるので論理積(AND)、桁上げなしの和Yは入力が異なるときだけ1になるので排他的論理和(XOR)で得られる。真理値表で確認すると、1+1=10(X=1, Y=0)、1+0=01(X=0, Y=1)、0+0=00となり、この組合せが成り立つ。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問7(IPA)真理値表に示す3入力多数決回路はどれか。 入力A,B,Cと出力Yの真理値表: (0,0,0)→0, (0,0,1)→0, (0,1,0)→0, (0,1,1)→…
正解:A,B,CをそれぞれAND素子(AB, BC, CA)3個に入力し、その出力をOR素子でまとめてYとする回路
要点:多数決回路はAB+BC+CAで実現する
3入力多数決回路は、3入力のうち2つ以上が1のときに1を出力する。真理値表を論理式にするとY=A・B+B・C+C・Aとなり、2入力のANDを3個(AB、BC、CA)作ってその出力をORでまとめる構成になる。
出典:令和5年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。