改ざん検知(完全性の確認)とは?
改ざん検知(完全性の確認)とは、受け取ったデータのハッシュ値を計算し、送り手が示した値と一致するかで、途中で内容が書き換わっていないかを確かめること。情報セキュリティの3要素のうち完全性を守る代表的な手段で、配布物の検証や証拠保全の場面で問われる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
かいざんけんち
改ざん検知(完全性の確認)の意味
受け取ったデータのハッシュ値を計算し、送り手が示した値と一致するかで、途中で内容が書き換わっていないかを確かめること。情報セキュリティの3要素のうち完全性を守る代表的な手段で、配布物の検証や証拠保全の場面で問われる。
改ざん検知(完全性の確認)の具体例
業務システムの更新プログラムをベンダのサイトから入手したとき、サイトに掲載されたハッシュ値と、手元でツールを使って計算した値を照合してから配布する。値が一致しなければ通信途中の差し替えやダウンロード失敗を疑い、導入を中止する。
改ざん検知(完全性の確認)は試験でどう引っ掛けられる?
ハッシュ値が一致しても「送り手が本人である」ことは保証されない。ハッシュ値も一緒に差し替えられれば見抜けないため、送り手の正しさまで確かめたいならディジタル署名やメッセージ認証符号が必要になる。
改ざん検知(完全性の確認)と関連する用語
改ざん検知(完全性の確認)が出た過去問
DKIM(DomainKeys Identified Mail)に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:送信側のメールサーバで電子メールにデジタル署名を付与し、受信側のメールサーバでそのデジタル署名を検証して送信元ドメインの認証を行う。
要点:DKIMはデジタル署名による送信ドメイン認証
DKIMは、送信側メールサーバが電子メールにデジタル署名を付け、受信側がDNSに公開されている公開鍵で署名を検証することで送信元ドメインの正当性を確認する仕組みである。署名の検証によりメールの改ざん検知と送信ドメイン認証を同時に実現する。
出典:令和5年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)電子メールの送信時に、送信側メールサーバでデジタル署名を電子メールヘッダーに付与し、受信側メールサーバでそれを検証することで、送信元ドメインのなりすましや電子メ…
正解:DKIM
要点:DKIMは署名で送信ドメイン認証と改ざん検知を行う
DKIM(DomainKeys Identified Mail)は、送信側メールサーバが電子メールのヘッダーと本文からデジタル署名を作りDKIM-Signatureヘッダーに付与し、受信側がDNSで公開された公開鍵を取得して検証する仕組みである。これによりドメインのなりすましと伝送途中の改ざんを検知できる。
出典:令和7年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。