デフォルトルートとは?
デフォルトルートとは、経路表のどのエントリにも一致しない宛先を転送する既定の経路。プレフィックス長が0なので、最長一致検索では最後に選ばれる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2019年度)。
でふぉるとるーと
デフォルトルートの意味
経路表のどのエントリにも一致しない宛先を転送する既定の経路。プレフィックス長が0なので、最長一致検索では最後に選ばれる。
デフォルトルートの具体例
支店ルータには本社向けの経路だけを個別に持たせ、それ以外はインターネット向けのデフォルトルートで外部へ流す。
デフォルトルートは試験でどう引っ掛けられる?
「既定=最初に見る経路」ではない。最長一致検索はプレフィックス長が長い経路を優先するため、0.0.0.0/0は他に一致する経路が無かったときにだけ選ばれる。またパケットを捨てるための設定ではなく、あくまで転送先を1つに決める設定である点も問われる。
デフォルトルートと関連する用語
デフォルトルートが出た過去問
図のような2台のレイヤ2スイッチ、1台のルータ、4台の端末から成るIPネットワークで、端末Aから端末Cに通信を行う際に、送付されるパケットの宛先IPアドレスであ…
正解:ルータZ
要点:別セグメント宛のARPはルータが行う
端末Aと端末Cは別のセグメントにあるため、端末AはIPパケットの宛先を端末CのIPアドレスとしつつ、フレームの宛先MACアドレスにはデフォルトゲートウェイであるルータZのものを入れる。ルータZは自分が接続する側のセグメントでARPを行い、端末CのIPアドレスに対応するMACアドレスを解決してフレームを送出する。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問6(IPA)IPネットワークにおいて、クライアントの設定を変えることなくデフォルトゲートウェイの障害を回避するために用いられるプロトコルはどれか。
正解:VRRP
要点:VRRPは仮想IPでデフォルトゲートウェイを冗長化する
VRRPは、複数のルータで1つの仮想IPアドレスと仮想MACアドレスを共有し、そのうち1台がマスタとして実際に転送を担う仕組みである。クライアントは仮想IPアドレスをデフォルトゲートウェイに設定しておけばよく、マスタが故障してもバックアップが引き継ぐため、クライアント側の設定変更なしに通信を継続できる。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。