IGP/EGPとは?
IGP/EGPとは、IGPは同一AS内の経路制御に使うプロトコル(RIP、OSPF、IS-ISなど)。EGPはAS間の経路制御に使うプロトコルで、現在はBGP-4が事実上唯一の実装である。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では5回出題されています(2018年度〜2023年度)。
あいじーぴー/いーじーぴー
IGP/EGPの意味
IGPは同一AS内の経路制御に使うプロトコル(RIP、OSPF、IS-ISなど)。EGPはAS間の経路制御に使うプロトコルで、現在はBGP-4が事実上唯一の実装である。
IGP/EGPの具体例
企業内はOSPF、インターネット接続事業者との接続にはBGP-4を用いる。
IGP/EGPは試験でどう引っ掛けられる?
「AS間=BGP、AS内=OSPF/RIP」の対応が頻出。BGPをIGPとして使うiBGPもあるが、試験ではまずこの対応を押さえる。
IGP/EGPと関連する用語
IGP/EGPが出た過去問
インターネットにおいて、AS(Autonomous System)間の経路制御に用いられるプロトコルはどれか。
正解:BGP
要点:AS間の経路制御を担う外部ゲートウェイプロトコルがBGP
BGPは、AS(自律システム)どうしを結ぶ経路制御に用いられるEGP(外部ゲートウェイプロトコル)である。通過するASの並び(ASパス)を経路情報として交換し、経路のループを検出しつつ、各組織のポリシに基づいて経路を選択できる。インターネットの基幹的な経路制御を担っている。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5(IPA)自律システム間の経路制御に使用されるプロトコルはどれか。
正解:BGP-4
要点:AS間の経路制御に使うのはEGPであるBGP-4
BGP-4は、AS(自律システム)と呼ばれる独立した管理単位の間で経路情報を交換するEGP(外部ゲートウェイプロトコル)で、インターネットの基幹となる経路制御に使われている。経由するASの並び(ASパス)を経路属性として持ち、ポリシーに基づく経路選択ができる。OSPFやRIPはAS内部で使うIGPである。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問8(IPA)インターネットにおいて、AS(Autonomous System)間の経路制御に用いられるプロトコルはどれか。
正解:BGP
要点:AS間の経路制御を担うEGPが BGP である
BGPはAS(自律システム)と呼ばれる独立した管理単位の間で経路情報を交換するEGPであり、インターネットの基幹的な経路制御を担う。経由するASの並びであるASパスを属性として保持し、経路のループを検出できるうえ、事業者間のポリシーに基づく経路選択ができる。OSPF・IS-IS・RIPはいずれもAS内部で使うIGPである。
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)OSPFに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:経路選択方式は、エリアの概念を取り入れたリンクステート方式である。
要点:OSPFはエリア階層をもつリンクステート型のIGP
OSPFはAS内部で使うリンクステート型のIGPである。各ルータがリンクの状態を広告し合ってネットワーク全体の地図を作り、ダイクストラ法で最短経路を計算する。規模が大きくなると計算量と広告量が増えるため、エリアという単位に分割してバックボーンエリアで結ぶ階層構造を採れる点も特徴である。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)IPネットワークのルーティングプロトコルの一つであるBGP-4の説明として、適切なものはどれか。ここで、自律システムとは、単一のルーティングポリシーによって管理…
正解:自律システム間を接続するルーティングプロトコルとして規定され、経路が変化したときだけ、その差分を送信する。
要点:BGP-4はAS間で経路の差分だけを交換するEGP
BGP-4はAS間を接続するEGPである。TCP上でピアとの接続を保ち、最初に全経路を交換した後は、経路に変化があったときだけ更新(差分)を送る仕組みなので、大規模なインターネットでも交換量を抑えられる。経由ASの並びであるASパスを属性としてもち、ループ検出とポリシー制御ができる。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。