ステアリングコミッティ(運営委員会)とは?
ステアリングコミッティ(運営委員会)とは、経営層や関係部門の責任者で構成し、プロジェクトの重要な意思決定と方向付けを行う会議体。予算の追加、スコープの大幅変更、中止など、PMの権限を超える判断を担う。試験では、支援・監視を行うPMOやPMとの権限の違いと、エスカレーション先としての位置づけが問われる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
すてありんぐこみってい(うんえいいいんかい)
ステアリングコミッティ(運営委員会)の意味
経営層や関係部門の責任者で構成し、プロジェクトの重要な意思決定と方向付けを行う会議体。予算の追加、スコープの大幅変更、中止など、PMの権限を超える判断を担う。試験では、支援・監視を行うPMOやPMとの権限の違いと、エスカレーション先としての位置づけが問われる。
ステアリングコミッティ(運営委員会)の具体例
基幹システム刷新で業務部門が追加要件を強く主張し、リリース日と両立しなくなった。PMは自分で押し切らず、影響(費用+3,000万円・2か月遅延)と代替案3つを整理してステアリングコミッティに諮り、第2次リリースへ切り出す決定を得た。
ステアリングコミッティ(運営委員会)は試験でどう引っ掛けられる?
PMOと混同しやすい。PMOは標準化・支援・監視を担う常設組織で、意思決定権を持つとは限らない。ステアリングコミッティは決める場である。また「報告する場」ではなく「決裁を得る場」なので、選択肢を用意せず現状報告だけして帰るのは役割の誤用。
ステアリングコミッティ(運営委員会)と関連する用語
ステアリングコミッティ(運営委員会)が出た過去問
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロジェクトガバナンスを維持する責任は誰にあるか。
正解:プロジェクトを許可し、経営的決定を下すプロジェクトスポンサ、又は上級レベルでの指導を行うプロジェクト運営委員会
要点:ガバナンス維持の責任はスポンサや運営委員会にある
JIS Q 21500では、プロジェクトガバナンスは組織のガバナンスの一部であり、その維持に責任を負うのはプロジェクトを認可して経営的な決定を下すプロジェクトスポンサ、または上級レベルで指導を行うプロジェクト運営委員会(ステアリングコミッティ)であるとされている。プロジェクトマネージャは定められた枠組みの中で日々のマネジメントを担う立場であり、ガバナンスそのものを維持する責任者ではない。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。