キャッシュフラッシュ/無効化とは?
キャッシュフラッシュ/無効化とは、キャッシュ上の更新済みデータを主記憶へ書き戻す操作(フラッシュ、クリーン)と、キャッシュ行を無効にして次回は主記憶から読み直させる操作(インバリデート)。DMAや他マスタが主記憶を直接読み書きする組込みで、一貫性を保つために欠かせない。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では9回出題されています(2016年度〜2025年度)。
きゃっしゅふらっしゅむこうか
キャッシュフラッシュ/無効化の意味
キャッシュ上の更新済みデータを主記憶へ書き戻す操作(フラッシュ、クリーン)と、キャッシュ行を無効にして次回は主記憶から読み直させる操作(インバリデート)。DMAや他マスタが主記憶を直接読み書きする組込みで、一貫性を保つために欠かせない。
キャッシュフラッシュ/無効化の具体例
DMAで受信バッファを埋める前に該当領域を無効化しておかないと、CPUは古いキャッシュ内容を読んでしまう。逆に送信バッファはDMA起動前にフラッシュして主記憶へ書き戻す。ライトバック構成ではこの2操作を転送方向ごとに使い分ける。
キャッシュフラッシュ/無効化は試験でどう引っ掛けられる?
フラッシュ(書戻し)と無効化は別の操作で、書戻していない行を無効化するだけだと更新が失われる。ライトスルーなら書戻しは不要だが、DMAが主記憶を書き換えた後の無効化はやはり必要である。
キャッシュフラッシュ/無効化と関連する用語
キャッシュフラッシュ/無効化が出た過去問
POODLE(CVE-2014-3566)攻撃の説明はどれか。
正解:SSL 3.0を使用した通信において,ブロック暗号のCBCモード利用時の脆弱性を突く攻撃であり,パディングを悪用して暗号化通信の内容を解読できる。
要点:POODLEはSSL3.0のCBCパディングを突く解読攻撃
POODLEはSSL 3.0のCBCモードにおけるパディング検証の甘さを突く攻撃です。攻撃者がパディング部分を書き換えて応答の可否を観測することで、暗号文を1バイトずつ解読できます。SSL 3.0の仕様上の欠陥であるため、対策はSSL 3.0の無効化です。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問3(IPA)SSL/TLSのダウングレード攻撃に該当するものはどれか。
正解:暗号化通信を確立するとき,弱い暗号スイートの使用を強制することによって,解読しやすい暗号化通信を行わせる。
要点:弱い暗号方式を強制させて解読しやすくする攻撃
ダウングレード攻撃は、ハンドシェイクに介入してより古いプロトコルや弱い暗号スイートを選ばせ、解読しやすい状態で通信させる攻撃です。対策として、脆弱なバージョンやスイートを無効化し、ダウングレード検知の仕組みを使います。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問2(IPA)X.509におけるCRL(Certificate Revocation List)に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:認証局は,有効期限内のディジタル証明書のシリアル番号をCRLに登録することがある。
要点:CRLは有効期限前に失効させた証明書を知らせる仕組み
CRLは、有効期限が到来する前に失効させた証明書のシリアル番号と失効日時を認証局が列挙したリストである。鍵の危殆化や所属変更などで期限前に無効化する必要が生じたときに登録されるので、有効期限内の証明書が載ることがある。逆に、期限切れの証明書は放っておいても無効なので、通常は期限到来後にリストから外される。
出典:平成30年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問8(IPA)X.509におけるCRL(Certificate Revocation List)に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:認証局は、有効期限内のディジタル証明書のシリアル番号をCRLに記載することがある。
要点:CRLは有効期限前に失効させた証明書の番号を載せる
CRLは、認証局が発行した証明書のうち有効期限が到来する前に失効させたものを列挙するリストで、失効した証明書のシリアル番号と失効日時が記載される。鍵の危殆化や所属変更などで期限前に無効化する必要が生じたときに使うものであり、期限切れで自然に無効になった証明書を載せ続ける必要はない。
出典:令和1年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問6(IPA)CRL(Certificate Revocation List)に掲載されるものはどれか。
正解:有効期限内に失効したディジタル証明書のシリアル番号
要点:CRLに載るのは期限内に失効した証明書のシリアル番号
CRLは、認証局が発行した証明書のうち、有効期限が到来する前に何らかの理由で無効化したものを列挙するリストである。掲載されるのは証明書を一意に識別するシリアル番号と失効日時であり、公開鍵そのものは載らない。有効期限が過ぎた証明書は期限によって自動的に無効となるため、あらためて掲載する必要はない。
出典:令和1年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。