AESとは?
AESとは、DESの後継としてNISTが選定した共通鍵ブロック暗号。ブロック長は128ビット固定で、鍵長は128・192・256ビットの3種類から選ぶ。鍵長に応じてラウンド数が10・12・14段と変わる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では5回出題されています(2017年度〜2021年度)。
えーいーえす
AESの意味
DESの後継としてNISTが選定した共通鍵ブロック暗号。ブロック長は128ビット固定で、鍵長は128・192・256ビットの3種類から選ぶ。鍵長に応じてラウンド数が10・12・14段と変わる。
AESの具体例
無線LANのWPA2/WPA3、ディスク暗号化(BitLocker)、TLSの暗号スイートなど、現在の共通鍵暗号の事実上の標準として使われる。
AESは試験でどう引っ掛けられる?
「ブロック長も鍵長と一緒に変わる」は誤り。ブロック長は128ビット固定で、可変なのは鍵長とラウンド数。
AESと関連する用語
AESが出た過去問
AESの特徴はどれか。
正解:鍵長によって,段数が決まる。
要点:AESは鍵長に応じてラウンド数が決まる共通鍵暗号
AESは共通鍵ブロック暗号で、ブロック長は128ビット固定、鍵長は128・192・256ビットから選べます。ラウンド(段)数は鍵長に応じて10段・12段・14段と決まります。公開鍵暗号ではなく、3回繰り返すのはトリプルDESの構成です。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問1(IPA)AESの特徴はどれか。
正解:鍵長によって,段数が決まる。
要点:AESの段数は選んだ鍵長によって決まる
AESはブロック長128ビットの共通鍵ブロック暗号で、鍵長は128・192・256ビットの3種類から選べます。ラウンド(段)数はこの鍵長に応じて10段・12段・14段と定まる仕組みです。公開鍵は使わず、3回繰り返す構成でもありません。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問1(IPA)TLS 1.3の暗号スイートに関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:認証暗号アルゴリズムとハッシュアルゴリズムの組みで構成されている。
要点:TLS1.3の暗号スイートはAEADとハッシュの組で表す
TLS 1.3では暗号スイートの構成が簡素化され、鍵交換や署名の指定が切り離された結果、認証付き暗号(AEAD)のアルゴリズムと、鍵導出などに用いるハッシュアルゴリズムの組合せだけで表される。AES-GCMやChaCha20-Poly1305といったAEADのみが許され、CBCモードやRC4、静的RSA鍵交換など安全性に懸念のある方式は排除された。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問17(IPA)ブルーレイディスクで使われているコンテンツ保護技術はどれか。
正解:AACS
要点:ブルーレイの保護技術は鍵無効化に対応したAACS
AACSは、ブルーレイディスクなどの次世代光ディスク向けに策定されたコンテンツ保護方式である。AESによる暗号化に加え、鍵を階層構造で管理し、危殆化した再生機器の鍵を無効化できるリボケーション機能を備える点が特徴である。DVDのCSSが解析されて実効性を失った反省を踏まえた設計になっている。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問23(IPA)NISTが制定した,AESにおける鍵長の条件はどれか。
正解:128ビット,192ビット,256ビットから選択する。
要点:AESは鍵長128・192・256、ブロック長は128ビット固定
AESはNISTがFIPS 197として制定した共通鍵ブロック暗号で、ブロック長は128ビット固定、鍵長は128・192・256ビットの三種類から選択する。鍵長によって内部のラウンド数が10・12・14と変わる。鍵長を任意に決めたり、ブロック長との差で決めたりする仕様ではない。
出典:令和3年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。