FIDOとは?
FIDOとは、公開鍵暗号を用いてパスワードに依存しない認証を実現する標準。認証器(スマートフォンやセキュリティキー)内で鍵ペアを生成し、生体情報やPINによる本人確認は端末内で完結させ、ネットワークにはチャレンジへの署名だけを送る。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2024年度)。
ふぁいど
FIDOの意味
公開鍵暗号を用いてパスワードに依存しない認証を実現する標準。認証器(スマートフォンやセキュリティキー)内で鍵ペアを生成し、生体情報やPINによる本人確認は端末内で完結させ、ネットワークにはチャレンジへの署名だけを送る。
FIDOの具体例
FIDO UAFは生体認証をローカルで行い、生体情報自体はサーバに送らない。WebAuthnはブラウザからこれを利用するためのW3C仕様。
FIDOは試験でどう引っ掛けられる?
サーバ側に生体情報も共有秘密も保存されないため、サーバ漏えいによるなりすましが起きにくい。また署名対象に接続先の情報(オリジン)が含まれるためフィッシング耐性がある。
FIDOと関連する用語
FIDOが出た過去問
認証処理のうち、FIDO(Fast IDentity Online)UAF(Universal Authentication Framework)1.1に基づい…
正解:SaaS接続時の認証において、スマートフォンで顔認証を行った後、スマートフォン内の秘密鍵でディジタル署名を生成して、そのディジタル署名を認証サーバに送信した。
要点:FIDO UAFは生体照合を端末内で完結させ、署名だけを送る
FIDO UAF はパスワードを使わない認証方式で、生体情報の照合を利用者の手元の端末内だけで完結させる点が最大の特徴である。照合に成功すると、端末内のセキュアな領域に保管された秘密鍵で署名を生成し、その署名だけをサーバへ送る。サーバは登録済みの公開鍵で検証するため、生体情報そのものがネットワークを流れず、サーバ側から生体情報が漏えいするリスクを排除できる。
出典:令和1年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問1(IPA)あるIdP(Identity Provider)は,パスキー(Passkey)認証をサポートしており,利用者Aは,このIdPのFIDO認証器として,自分のスマー…
正解:利用者AのWebブラウザ:受信しない / WebサーバB:受信しない / IdP:受信しない
要点:FIDOでは生体情報は認証器内に留まり署名だけが外へ出る
FIDOやパスキーの設計思想は、生体情報を認証器(この場合はスマートフォン)の内部だけに保持し、ネットワークへは一切送出しないことにある。認証器はローカルで生体照合を行い、成功したときだけ内部の秘密鍵でチャレンジに署名し、その署名だけをサーバ側へ渡す。したがってブラウザ・WebサーバB・IdPのいずれも生体情報を受信せず、アが正しい。
出典:令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。