ネットワーク中継装置(リピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイ)とは?
ネットワーク中継装置(リピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイ)とは、中継装置はどの層まで解釈するかで分類される。信号を増幅・再生するだけの物理層のリピータ、MACアドレスで転送するデータリンク層のブリッジやスイッチ、IPアドレスで経路を選ぶネットワーク層のルータ、上位層まで変換するゲートウェイがある。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2022年度)。
ねっとわーくちゅうけいそうち
ネットワーク中継装置(リピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイ)の意味
中継装置はどの層まで解釈するかで分類される。信号を増幅・再生するだけの物理層のリピータ、MACアドレスで転送するデータリンク層のブリッジやスイッチ、IPアドレスで経路を選ぶネットワーク層のルータ、上位層まで変換するゲートウェイがある。
ネットワーク中継装置(リピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイ)の具体例
同一セグメント内の通信量が多いならスイッチで衝突とブロードキャストの影響を抑え、部署間を分けるならルータやレイヤ3スイッチでセグメントを分割する。異なるプロトコル体系を繋ぐ場合はゲートウェイが必要になる。
ネットワーク中継装置(リピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイ)は試験でどう引っ掛けられる?
ブリッジやスイッチは衝突(コリジョン)ドメインをポートごとに分割するが、ブロードキャストドメインは分割しない。分割するにはルータかVLANが要る。一方ハブは全ポートへ信号を流すため衝突ドメインすら分けない。この「どちらのドメインが分かれるか」を取り違える出題が定番である。また「L3スイッチ=ルータ」でもない。L3スイッチはルーティングをハードウェアで高速に行うが、WAN側インタフェースやNAT機能を持たないことが多い。
ネットワーク中継装置(リピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイ)と関連する用語
ネットワーク中継装置(リピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイ)が出た過去問
IPアドレスの自動設定をするためにDHCPサーバが設置されたLAN環境の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:DHCPによる自動設定を行うPCに、DHCPサーバのアドレスを設定しておく必要はない。
要点:DHCPはブロードキャストで探すためサーバ指定が不要
DHCPでは、クライアントがブロードキャストで設定要求を出し、それに応答したサーバからIPアドレスなどを受け取る。したがってクライアントにDHCPサーバのアドレスをあらかじめ設定しておく必要はない。配布されるのはIPアドレスだけでなく、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスなども含まれる。割当てには有効期限(リース期間)があり、同じアドレスが再び割り当てられる保証はない。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問47(IPA)ルータの機能に関する記述として,適切なものはどれか。
正解:LAN同士やLANとWANを接続して,ネットワーク層での中継処理を行う。
要点:ルータはネットワーク層でIPアドレスを見て経路を選び中継する
ルータはOSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、IPアドレスを見て経路を選択しパケットを中継する。これによりLAN同士やLANとWANといった異なるネットワークを相互接続できる。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)IPv4において,インターネット接続用ルータのNAT機能の説明として,適切なものはどれか。
正解:プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する機能である。
要点:NATはプライベートIPとグローバルIPを相互変換する
NAT(Network Address Translation)は、社内で使うプライベートIPアドレスと、インターネットで使うグローバルIPアドレスを相互に変換する機能である。これによりグローバルアドレスの節約と、内部構成の隠蔽が図れる。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問47(IPA)社内PCからインターネットに通信するとき、パケット中にある社内PCのプライベートIPアドレスとポート番号の組合せを、ファイアウォールのインターネット側のIPアド…
正解:IPマスカレード
要点:IPマスカレードはアドレスとポートを変換し内部アドレスを隠す
IPマスカレード(NAPT)は、プライベートIPアドレスとポート番号の組を、ルータやファイアウォールがもつグローバルIPアドレスとポート番号の組に置き換える仕組みである。ポート番号まで含めて変換するため、一つのグローバルアドレスを多数の端末で共有でき、同時に内部アドレスを外部から隠せる。経路制御プロトコルやパケット分割とは目的が異なる。
出典:令和1年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問17(IPA)社内ネットワークのPCから、中継装置を経由してインターネット上のWebサーバにアクセスする。中継装置は宛先のWebサーバのドメイン名からDNSを利用してグローバ…
正解:プロキシサーバ
要点:プロキシサーバは内部PCに代わり外部へアクセスを代行する
プロキシサーバは、内部のPCに代わって外部のWebサーバへアクセスする中継装置で、宛先の名前解決や接続を代行し、応答を要求元へ返す。アクセス制御やログ取得、キャッシュも担える。ルータやスイッチはパケットの転送経路を扱う装置であり、アプリケーション層で要求を代行することはない。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問44(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。