負荷分散(ロードバランサ)とは?
負荷分散(ロードバランサ)とは、複数のサーバへ要求を振り分けて処理能力を束ね、同時に故障したサーバを振り分け対象から外す装置・機能。可用性と性能の両面に効くため、振り分け方式、死活監視の方法、セッションの扱いが運用設計の論点になる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2024年度)。
ふかぶんさん
負荷分散(ロードバランサ)の意味
複数のサーバへ要求を振り分けて処理能力を束ね、同時に故障したサーバを振り分け対象から外す装置・機能。可用性と性能の両面に効くため、振り分け方式、死活監視の方法、セッションの扱いが運用設計の論点になる。
負荷分散(ロードバランサ)の具体例
3台構成で1台が異常応答を返し始めたとき、死活監視をping応答だけにしていると異常に気付けない。アプリの応答内容まで確認する監視に変えれば、故障機を自動で切り離してエラーの発生を利用者から見えなくできる。
負荷分散(ロードバランサ)は試験でどう引っ掛けられる?
分散すれば性能が台数倍になるとは限らない点。共有DBが上限なら台数を増やしても頭打ちになる。またセッション情報をサーバ内に持つ設計では、振り分け先が変わると利用者がログアウトしてしまう。
負荷分散(ロードバランサ)と関連する用語
負荷分散(ロードバランサ)が出た過去問
ネットワークインタフェースカード(NIC)のチーミングの説明として、適切なものはどれか。
正解:一つのIPアドレスに複数のNICを割り当て、負荷分散、帯域の有効活用、及び耐障害性の向上を図る。
要点:NICチーミングは複数NICを束ね帯域と耐障害性を高める
NICのチーミング(ボンディング、リンクアグリゲーションのサーバ側実装)は、複数の物理NICをまとめて一つのIPアドレスをもつ論理インタフェースとして扱う技術である。トラフィックを分散して帯域を有効活用でき、1枚が故障しても残りで通信を継続できるため耐障害性も高まる。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問19(IPA)ネットワークインタフェースカード(NIC)のチーミングの説明として、適切なものはどれか。
正解:一つのIPアドレスに複数のNICを割り当て、負荷分散、帯域の有効活用、耐障害性の向上などを図る。
要点:チーミングは複数NICを束ねて帯域確保と冗長化を両立する
NICのチーミング(ボンディング、リンクアグリゲーション)は、複数の物理NICを束ねて一つの論理インタフェース(一つのIPアドレス)として扱う技術である。これにより通信を複数のNICに振り分けて帯域を有効活用でき、片方のNICや経路に障害が起きても通信を継続できる。フロー制御、オートネゴシエーション、仮想NICとは別の技術である。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。