投資効果を正味現在価値法で評価するとき、最も投資効果が大きい(又は損失が小さい)シナリオはどれか。ここで、期間は3年間、割引率は5%とし、各シナリオのキャッシュフローは表のとおりとする。
正味現在価値法では早期に回収する案ほど有利になる
単位 万円
| シナリオ | 投資額 | 回収額 1年目 | 回収額 2年目 | 回収額 3年目 |
|---|---|---|---|---|
| A | 220 | 40 | 80 | 120 |
| B | 220 | 120 | 80 | 40 |
| C | 220 | 80 | 80 | 80 |
| 投資をしない | 0 | 0 | 0 | 0 |
選択肢
- アA
- イB
- ウC
- エ投資をしない
正解と解説
正解:イ B
割引率5%で各年のキャッシュフローを現在価値に換算して投資額を引くと、正味現在価値はおよそAが-5.7万円、Bが+1.4万円、Cが-2.1万円となる。同じ合計240万円でも、早い年に多く回収するBは割引の影響が小さく、唯一プラスとなるため最も投資効果が大きい。
選択肢ごとの解説
- ア回収が後半に偏っているため割引の影響が大きく、正味現在価値は最も低くなる。
- イ正しい。早期に多く回収するため割引の影響が小さく、正味現在価値が唯一プラスになる。
- ウ毎年均等の回収で、正味現在価値はわずかにマイナスとなりBに及ばない。
- エ投資しなければ正味現在価値は0だが、プラスとなるBのほうが有利。
同じ分野の他の問題
- 定性的な評価項目を定量化するために評価点を与える方法がある。表に示す4段階評価を用いた場合、重み及び4段階評価の結果から…2019年度 秋期 午前 問64
- 投資の意思決定手法の一つであるPBP法に関する記述として、適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前 問64
- IT投資案件において、投資効果をPBP(Pay Back Period)で評価する。投資額が500のとき、期待できるキャ…2024年度 春期 午前 問64
- IT投資効果の評価方法において、キャッシュフローベースで初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかという指…2023年度 秋期 午前 問64
- 情報化投資計画において、投資効果の評価指標であるROIを説明したものはどれか。2023年度 春期 午前 問61
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。