システム監査基準(平成30年)に基づいて、監査報告書に記載された指摘事項に対応する際に、不適切なものはどれか。
監査人は改善計画を作らず、実施状況の確認にとどめる
選択肢
- ア監査対象部門が、経営者の指摘事項に対するリスク受容を理由に改善を行わないこととする。
- イ監査対象部門が、自発的な取組によって指摘事項に対する改善に着手する。
- ウシステム監査人が、監査対象部門の改善計画を作成する。
- エシステム監査人が、監査対象部門の改善実施状況を確認する。
正解と解説
正解:ウ システム監査人が、監査対象部門の改善計画を作成する。
システム監査人は独立性と客観性を保つ必要があり、改善計画の作成といった被監査部門の業務そのものを引き受けてはならない。計画の立案と実施は監査対象部門の責任で行い、監査人はその実施状況を確認・評価するフォローアップの立場にとどまる。助言は行えても実務を代行してはいけない、という線引きが問われている。
選択肢ごとの解説
- ア経営者がリスクを受容すると判断して改善しないことは、経営判断としてあり得る対応である。
- イ指摘を受けた部門が自発的に改善へ着手することは望ましい対応である。
- ウ不適切。改善計画の作成は監査対象部門の責任であり、監査人が行うと独立性を損なう。
- エ改善実施状況の確認は監査人が行うフォローアップとして適切である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。