システム監査基準(令和5年)におけるリスク・アプローチに関する記述として、適切なものはどれか。
リスクの大きさは発生可能性(脅威×脆弱性)と影響度の組合せで測る
選択肢
- ア監査対象に対するリスクとは、組織体に対して重要な影響を与えるリスクを発見できない等、監査の目的が達成できない可能性を合理的に低い水準にまで抑えられないリスクをいう。
- イ監査の効率性よりも網羅性に重点を置くことによって、リスクに応じた監査を実施する方法である。
- ウ保証を目的としたシステム監査計画策定における監査対象先の選定や監査の優先度は、残存リスクの評価に基づき決定されるので、固有リスクや統制リスクについての考慮は不要である。
- エリスクの大きさは、脅威と脆弱性が決定要因となるリスク発生可能性とリスクが発生した場合に組織体が受ける影響度の組合せで評価される。
正解と解説
正解:エ リスクの大きさは、脅威と脆弱性が決定要因となるリスク発生可能性とリスクが発生した場合に組織体が受ける影響度の組合せで評価される。
リスクの大きさは一般に「リスクが顕在化する可能性」と「顕在化した場合の影響度」の組合せで評価される。前者は脅威と脆弱性の程度によって決まるため、脅威・脆弱性から発生可能性を導き、影響度と掛け合わせて重要度を判定するという構造になる。リスク・アプローチは、この評価に基づき限られた監査資源を重要な領域へ重点配分する考え方であり、すべてを一様に調べる網羅主義とは対極にある。
選択肢ごとの解説
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。