財務報告に係る内部統制監査におけるリスクアプローチの説明のうち、適切なものはどれか。
リスクアプローチは重要な虚偽表示リスクが高い領域へ資源を重点配分する
選択肢
- ア監査の効率性を念頭におき、固有リスクだけを評価する。
- イ財務諸表の重要な虚偽表示リスクの有無にかかわらず、任意に抽出した業務プロセスに対してリスクを評価する。
- ウ財務報告に係る全ての業務に対して、ボトムアップで網羅的にリスクを洗い出して評価する。
- エ想定されるリスクのうち、財務諸表の重要な虚偽表示リスクが高い項目に監査のリソースを重点的に配分する。
正解と解説
正解:エ 想定されるリスクのうち、財務諸表の重要な虚偽表示リスクが高い項目に監査のリソースを重点的に配分する。
リスクアプローチとは、限られた監査資源を、誤りが生じたときの影響が大きい領域へ重点配分する考え方である。財務報告に係る内部統制監査では、財務諸表に重要な虚偽表示をもたらすリスクの高い勘定科目や業務プロセスを絞り込み、そこに手続を厚く適用する。全件を網羅的に洗う方式や、リスクと無関係な任意抽出はこの考え方に反する。
選択肢ごとの解説
- ア固有リスクだけでなく統制リスクや発見リスクも併せて評価する必要がある。
- イリスクの有無を考えずに任意抽出するのは、リスクアプローチの趣旨に反する。
- ウ全業務を網羅的に洗い出すのは効率性を重視するリスクアプローチの発想ではない。
- エ正しい。重要な虚偽表示リスクの高い項目へ監査資源を重点的に配分するのがリスクアプローチである。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。